骨肉の争いの末の大金持ち





今日は久々に知人と会った。

昔の職場の女性上司。
今はその人も退職し、現在は専業主婦だと言う。

「ちょっと相談があるんだけど…」

今朝突然電話があり、そう言われた時には不思議だった。

「一体私に何の相談があるのだろう?仕事をしているのならともかく、今は専業主婦になったその上司が私にどんな話があるのか想像もつかなかった」

しかし私は即答した。「いいですよ」

久々に誰でもいいから女性同士で話したかったのかもしれない。
孤独なパート先や親以外の人と関わってみたいと思った。

そこで急な話ではあるが、今日はその上司と会う事になったのだ。

待ち合わせ場所に行くと、ずっと何年も会っていなかったと思えない程、その女性上司は変わっておらず、完璧な化粧とキリッとした雰囲気はそのままだった。

私は自分のスッピンに近い手抜き化粧と、白髪交じりの髪の毛が恥ずかしくなった。

「ころりさん、変わっていないわね」

そう言われたが、こんな風貌で変わっていないと言われても喜ぶべきなのか…微妙。

その後、店に入りランチをしながら延々と女性上司の話を聞いた。
案の定仕事など全く関係のない話で、それは彼女の愚痴だった。

最近彼女の親が他界したらしい。
そこで親の財産を相続する事になったのだが、その事で実兄と揉めていると言う。






なぜこの話をわざわざ長年会っていなかった私に話すのか分からない。
誰も相談する相手がいないのか、ふと思い出した私に気まぐれで電話しただけなのか。

しかし私の方もタイムリーだと思った。

昨日遺産相続の記事を書いたばかり。
まるでこのブログを読んだのか?と勘ぐってしまう程。

私自身も今興味がある話題の為、ただの愚痴だと聞き流す事も出来ず、彼女の話を真剣に聞いた。

親の介護はほぼ彼女が担当したらしいのだが親が他界した途端、兄が相続権を主張してきたと言う。

それも1/2なら納得出来るが、親が生前、彼女に小遣いを渡していた事や、昔から何かある度に彼女に資金援助をしていた事を理由に、「遺産の大半は自分が受け取るべきだ」と主張していると言う。(特別受益)

本当に驚く。
世の中強欲な人ばかりなのか。

確かにそれが特別受益だと認められる部分であれば、一部相続に関係するかもしれないが、人情的には今まで介護をしてくれていたのだから、それぐらいスルーしようと思うのが普通だと思うが。それ程介護の精神的負担は大きいと私は思っている。

だが話を聞いていると、彼女の親は相当な資産家だったらしく、相続する金額も想像をはるかに超える額らしい。まるで宝くじレベル。

なるほど。
1,000万、2,000万レベルなら冷静になれる人でも、億単位になると目の色が変わってしまうのかもしれない。

私ももしそんな体験をすればこんな綺麗事は言っていられないのだろう。

「弁護士に相談しては?」

素人考えで何度もそう彼女に言ってみたが、「出来ればそれはしたくない」と言う。理由はよく分からないけれど。

現在彼女は、兄が憎くて仕方がないらしく、早く死んで欲しいとさえ思うと言っていた。

骨肉の争いをするが、大金持ちになれる。
そんな彼女を心から羨ましいとは思えなかった。






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Posted byころり
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