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引きこもりの末期症状

ころり

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ある日の散歩中、ふと思い出した事があった。確か誰かに聞いた話だ。

私はそれを誰に聞いたのかを思い出そうとした。

「誰だっけ?多分…パート先?」

その話の内容は大した事は無いのだが、一度考え始めると誰に聞いたのか思い出せるまでスッキリせず、散歩の間中ずっと考え続けた。

近所の人か…親か…いや違う。

なかなか思い出せず、イライラしていたその時ハッとした。

「そうだ、テレビで見たのだった」

思い出せてスッキリすると共に、とうとう私もこんな勘違いをするようになったか…とショックだった。

テレビで見た事を、リアルな誰かに聞いたと思い込むなんて。







そして今日の午前中、私は録画していたバラエティ番組を見ていた。

出演しているゲストが好きな人達だった為、私は笑ったり頷いたりしながら彼らのトークを楽しんだ。

そして番組を見終わり、掃除などの家事をした後で在宅ワークをした。

気付くと夕方になっていたので犬の散歩に出た。

歩いているとふと気分が軽い事に気付く。

今日は誰かと楽しく会話したような気分になっていた。
いつものように一日中悶々とした孤独を感じなかった…そんな気がした。

誰と話したんだっけ?

しばらく考え私はハッとした。まただ。

私は午前中にバラエティ番組を見た事で、まるでその中のゲスト達と自分も一緒に会話したような気分になっていたのだ。

これはさすがに重症では…。末期症状?

友人などと笑って会話するという事が何年もなく、引きこもりに慣れてしまうと、テレビと現実の区別が無くなるのか。

高齢者がテレビに話しかけるのが分かるような気がした。






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Posted byころり