40代で生命保険の見直し
「早く考えなくては」
ずっと気になっているものの放置しているのが生命保険。
書き換えたいと思いつつ、複雑な契約条件を調べるのが億劫でついつい後回しになり、気付けば何年も過ぎている。
皆どんな保険に入っているのだろう?
他人の貯蓄や保険の事については気になるが直接聞く訳にもいかない。
時々パート先などでそんな話題をしているのを見かけるが、皆が互いに探り合いながら会話しているので、具体的にどんな保険に加入しているのかも分からない。
なのでネットで検索する。
だがこれも情報はまちまちで、「専業主婦なら夫の死亡保険は〇千万は絶対必要」だったり、「遺族年金があるし高額療養費制度があるから死亡保険も医療保険も不要」という考えがあったり…。
結局は自分が何を求めるのかを自分で決めるしかない。
以前の私は、とにかく夫に先立たれる事が不安だった。
一番は精神的な不安だが、当然経済的にも不安。
その為、夫の死亡保険だけはそれなりに大きな契約に加入した。私の死亡保険は加入なし。
こうして書いていると、我ながら強欲妻だと覆う。自分の心配ばかり。
それでも加入しているという事実だけで何となく安心し、少ない収入からその掛金を支払い続けてきた。
だが最近、その夫の死亡保険は不要だという考えに変わってきた。
夫が先に亡くなる心配より、老後を二人で生きていく心配の方が強くなってきたのだ。
私達は個人年金も掛けておらず、掛け捨て保険ばかり加入しているのでまとまった満期金なども無い。
60代という年齢がそう遠くないと感じ始めた今、そちらの方が気になり始めた。
今すぐ死亡保険の契約は解約し、少額でも積立型や満期金のあるタイプに変更したいところだが、今更遅すぎるようにも思う。歳を取り過ぎて掛金も高く、利率も悪い。
いっそ生命保険に加入せず、その掛金を貯めていく方がマシかも…と迷っている。
- 関連記事
よく読まれている記事