ママ友LINEグループ問題
今日も朝から義父母の家に行った。
義父の通院に付き添う為だ。
義父が仕度してる間、私は義母と一緒に居間でテレビを見ていた。
朝の情報番組をぼんやりと眺めていると、その番組内で「ママ友のLINE問題」について話題になっていた。
見ているうちに、ぼんやりしていた私の頭がどんどん冴えた。
保護者のグループLINE、仲間に入ると煩わしく、外れても疎外感。
既読スルーやほんの些細な対応ミスで、仲間外れになってしまう不安。
分かる。私は母親でも保護者でもないが、女性あるあるとして痛い程想像出来る。
ママ友関係に限らない、学校、職場、近所、女性が集まれば同じような事が起こる。群れる事で安心するのが女性だから。
その番組でリアルなママ友関係の様子を見ていると、なぜか気分が重くなった。
やっぱり女性ってこうなんだ。他人は他人としてある程度距離を保ちながら付き合うのは難しいのだと実感させられた。
すると隣で一緒に見ていた義母が言った。
「ころりさんは子供がいなくて良かったわね。こんな辛い思いをしなくて済んだのだから」
義母は嫌味で言ったのではない。素直に言っているのが伝わってきた。
私はわざわざ反論する気持ちにもなれず、ただ黙っていた。
でも…。
子供がいないから楽、ママ友問題がないから楽、なんて事はない。
子なしはそのママ達に無視されたり、相手にされない事も多い。
ママ友グループという土俵の上で戦っている人達がいるとすれば、子なしはその土俵にさえ上がっていない。部外者という冷たい視線を感じる。
どちらの方が楽なんて事はない。
それぞれの立場でそれぞれの悩みがあるのだから。
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