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誰かが保護してくれる

ころり

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この時期、犬の散歩中に捨て猫を見る事がある。
生まれたばかりの小さな子猫。

その道は犬の散歩をしている人が多く、動物好きな誰かが保護してくれる、何とかしてくれる、そんな思いからその場所に置き去りにするのだと思う。

そしてその人の期待通り、道行く人は子猫の鳴き声に気付き、そっとその段ボール箱に近付き立ち尽くす。

皆しばらく見つめているが、結局手が出せずに諦めて見て見ぬふりをする人がほとんど。

皆保護したい気持ちがあっても、軽々しく連れて帰るなんて出来ない。特に既に犬を飼っている人なら尚更だ。

何年も前のある日、またそんな光景を見てしまった。
子猫は鳴き続け、皆困った顔をして通り過ぎていた。







そっとその箱の中を覗くと、5匹の子猫がいた。まだ目も開いていないぐらい。

私はしばらくその場から動けなかったが、すぐに保護する勇気が出ずにとりあえず家に戻った。
しかし頭から離れない。このまま放置していたらあの小さな命がどうなるのか。この数時間でどうにかなってしまうのでは…。

私は居ても立っても居られず、走ってその場まで戻った。
やはり犬がいる私の家に連れて帰る訳にはいかない。

私はその場所からスマホで猫の保護施設に電話をした。
以前から何度か関わった事があったが、保護を依頼するのは初めてだった。

そして現状を説明した。
電話を受けた担当者は、「今すぐにでも保護させて欲しい」と言っていたが、それと同時に無償では難しいと説明された。

多くの保護施設はボランティアで活動している。
餌や衛生用品、健康診断や予防注射代、そして保護される動物は病気を持っている場合が多く、その治療費。
それらを一体誰が負担するのか。

保護団体の方が言った。
「最低限の費用でも1匹3万円程度はかかります」

――続きます。(▶私にとっての生き金





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Posted byころり