100円ショップの在庫1点
今日は100円ショップに行った。
なぜか行くと要らぬ物まで買ってしまう100円ショップ。あれもこれも手に取ってしまい、気付けば千円を超えていた…なんて事も多い。
今日行ったのはファイルを買う為だ。
昨年からゴミ部屋の掃除をしたいと思っているのだが、書類整理がなかなか進まない。
20年近く書類を放置していたので山積みになっている。
あれから1年も経ってるのか…それなのにまだ片付いていないなんて自分でも呆れてしまう。
少し整理を初めてもあまりに量が多くて嫌になり、途中で整理をやめてしまう――その繰り返しでこの有様。
モチベーションを上げる為、まずは形から入る私。
そこで100円ショップの白いファイルをたくさん買ってくる事にした。
「白い」というのがポイント。
インテリアブログでよく見るように、お洒落で清潔感のある白いファイルがズラリと並ぶ――その完成形をイメージするとやる気が出るような気がするのだ。
そして100円ショップの事務用品売り場で探してみたのだが、残念な事に白くて気に入ったファイルは1冊しか置いていなかった。
丁度近くに店員がいたので念の為に、「この商品は残っていないですか?」と確認すると、「在庫を確認してきます」と言い、奥の方に消えた。
しばらく待っていると戻って来て、「大変申し訳ないのですが、この商品は現在この1点のみとなっております。人気商品で次にいつ入荷するかも分かりません」と言い、本当に申し訳なさそうな顔をしていた。
こちらこそ100円商品でそこまで頭を下げられては恐縮してしまう。
「いえいえ、いいんです、分かりました」
そう言い私は最後の1点と言うそのファイルを元の場所に戻し、その場を離れた。
1冊だけ買っても意味がない。
ああいう類のファイルは同じ種類がズラリと並ぶ事に意味がある。
――と、自分に言い訳し、結局ファイルが次に入荷するまで整理は先延ばしとなった。
この調子では本当に整理が終わるまで何年もかかりそうだ。
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