中年の女の子
今日は生理がきた。
生理がきた事を人に伝える時、
「アレの日なの」
「月一の日なの」
という言い方をよく聞く。私も相手と場所によっては使った事がある。
しかしそれ以外の別の表現をする人もいる。
私は以前職場で、予定外の日に生理がきてしまい、さらに痛みが酷かった為に薬を買いに行きたくて女性上司に相談した。
「すみません、生理がきてしまって……」
私がストレートにそう伝えると、その上司が言った。
「あぁ、女の子の日ですね」
……確かにそうだが、何だか違和感があった。
上司は50代で私は40代。そんな二人の間で「女の子」という言葉が浮いているような気がした。
又別の時にも、職場でパート主婦が言った。
「お客さんが来たの」
前後の話の流れから、それが生理を意味している事は理解出来たが、私の口からは出ない言葉だと思った。
他にも、「乙女の日」や「ブルーデー」などを使う人もおり、こうして文字にしてみると美しい表現だとは思うが、声に出して言うとなると私にはハードルが高い。
さらにある日年配の女性が、「アンネ」と表現した時には、正直何の事を言っているのか分からなかった。
そういえば不妊治療のサイトを読み漁っていた時には、生理がくる事を「リセット」と言うのが当たり前だった。私もブログでそう書いた事があると思う。
しかしそれも、不妊治療と関係のない人が聞くと違和感があるのではないだろうか。
やはり私はストレートに言う方が余程言いやすい。
わざわざ別の表現をする方が逆に気恥ずかしい。
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