嫁に出れば他人なの?





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義母から電話があった。

ナンバーディスプレイを見た瞬間、遂にきたかと思う気持ちと、どこかホッとする気持ちもあった。

なぜそんな気持ちになるのか…上手く説明出来ない。
自分の中で罪悪感があったり、日々気にしているぐらいならいっそ関わった方が楽だという気持ちがあるのかも。


義母の涙


受話器を取ると、電話の向こうで義母は泣いていた。

義母はすぐに泣く。
最初の頃こそ驚いて戸惑ったが、最近では「またか」と思うだけで涙はスルー出来る。

「うっ、うっ、…ころりさん、聞いてくれる?」

嗚咽しながら義母は話し始めた。

先日の事など無かったかのように。

義母の頼みを拒否した

今までなら一日もあれば治っていた。下痢が伴う腹痛は、...



しかし私にとっても、話を掘り返しいつまでもグチグチ言われるより、すっかり忘れたかのように接してくれる方が楽でいい。

その点だけは実家の母と違うかも。
実家の母は過ぎた事をいつまでも、「あなたはあの時こう言ったけど、それは間違っている」と繰り返されるから。



嫁に出た娘


「どうしたんですか?」と私が義母に声をかけると義母はシクシクと泣きながら最近あった出来事を話し始めた。

前回私と気まずくなり、寂しくなった義母は娘に電話をして何度か家に来てもらったらしい。

私との電話の時には、「娘は本家の嫁だから頼める訳がない」と感情的になっていたが、結局頼れる相手は他にいないと悟ったのか。

ちなみに義母の頭の中には、自分の夫に頼むという選択肢はない。
さらに義父自身も、夫婦で助け合うという考えは一切無く、困ったら、「嫁に電話しろ」ばかり。この夫婦仲の問題も、子離れ出来なかった大きな要因のように思う。

義母と義妹の間に何があったのか――義母の混乱した話ではよく分からなかったが、義妹は家に来れば親に怒ってばかりで、昨日来た時には、「私は嫁に出た身なのよ⁉私ではなく兄達に言うべきでしょ⁉迷惑よ!いい加減にして!私はもう他人なの!」と言われたと言う。


娘に気を遣う親


確かに以前から義妹がその考えである事は分かっていたが、今までは怒るというよりは親と距離を置き、冷たい印象だった為、今回は怒鳴られた事もあり義母はショックを受けた様子。

義母は言った。

「ね?やっぱり娘に頼むと怒られるの。あの子は本家で苦労をしているから…」と、義妹に傷つけられた今もまだ、義妹をフォローしようとしていた。

だからって何?
だから嫁である私に頼るのが当たり前って事?

そう思う気持ちはもちろんある。
娘にも嫁にも頼らず、とりあえずは自分達でという気持ちになれないの?と強く思う。

それでも…

この話を聞いていると、義妹の親への切り捨て方にも共感出来ない自分がいた。
私が実親に同じように出来ないからかもしれない。

だがあまりにも非情過ぎないだろうか?
あそこまで非情に言わないと伝わらない親だから、と義妹は反論しそうだが、それでも私には同じ言葉は言えないと思った。

電話の向こうで泣いている義母が哀れに感じた。
折角娘がいても全く幸せそうじゃない。

こんな風に思ってしまうから、結局義母が私に泣きついてくるのだろうけど。






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Posted byころり
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