バード・ボックス
久しぶりに映画の話。
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昨年の秋頃にはなかなか眠れずに悩んでいたが、その後薬を服用して眠れるようになり最近薬を飲まない日も多くなった。
出来ればどんな薬にも頼らない生活をしたい。
だがここ最近、また眠れない日が続いている。
日中はウトウトとする事もあるが、夜になると必ず目が冴えてくる。
昨夜もあまりに眠れず、ベッドの上でパソコンを広げた。
そして見始めたのが久々のnetflix。
何でもいい……と目についた動画を再生したのが「バード・ボックス」だった。
あまりホラーやパニック系の映画が好きでない私。
どういうストーリーかを全く知らなかった私は、ありがちなパニック映画だろうと思い、暇潰し感覚で再生した。
だが見始めてしばらくすると、すっかりその世界に自分も引き込まれた。
深夜、一人で見ていたという事もよりその世界観を感じるのに最適だった。
さらに私はイヤホンをして観ていた為、その音の伝わり方がリアルに感じ、ジッと手に汗握る程集中した。
この映画では「それ」から逃れる為に、ある一つの場所に見知らぬ人同士が閉じこもる事になり、閉鎖的な空間で意見をぶつけ合いながら過ごす事になるのだが、その人間模様が面白い。
退屈な映画はすぐに早送りしてしまう私が、一度も早送りする事なく、最後までハラハラしながら観終わったが、本当に面白い映画だった。
観終わった後、主演のサンドラ・ブロックがあまりに若々しかったので思わず年齢を検索した。
その年齢を見てびっくり。この20年程、ほとんど見た目に変化が無いように見える。凄すぎる。
なかなか面白い映画を観る事が出来て満足した私だったが、このようなハラハラする映画を観た後で寝られるはずもなく、結局朝まで目が冴えたままだった。
深夜の映画は不健康。だけど面白い。
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