非定型うつ
ネット上にある「うつ病チェック」というものをやってみた。
別にその結果をそのまま真に受けるつもりもなく、ただの興味本位で。
いくつか別のサイトでやってみたが、いずれも「軽い鬱傾向がみられます」「仮面鬱です」などの結果で、中には、「重度の鬱です。すぐ病院へ行きましょう」なんていう結果が出て、おもわず笑った。
チェック項目を選ぶ時点で、ほぼ想像出来る結果だ。
前回の記事に対し、「非定型うつは知っていますか?」というコメントを頂いた。
言葉は聞いた事があるものの、具体的にはよく知らない。
早速ネットで調べてみると、なるほど、かなり私に当てはまる部分が多い。
1.憂鬱な気分だが好きなことをする時には元気が出る
2.夕方から夜にかけて具合が悪くなる
3.いくら寝ても眠い過眠傾向
4.イライラして落ち着かない
5.他人の顔色がひどく気になる
6.疲労感が強く、手足が鉛のように重い
7.食欲が増して体重が増加
6と7以外は全て当てはまる。
6の疲労感はあるといえばあるが、これはダラダラとした生活をしているからという程度にも思える。
7に関しては、食欲が増えたというより、常に甘い物が食べたくなる。
何より、3の「いくら寝ても眠い」というのがピッタリなのに驚いた。
異常に眠くて眠くて、昼寝をするのが当たり前で昼夜逆転になりがちだ。
しかし、非定型うつの説明を読めば読むほど、ワガママ病としか思えない自分がいる。
先日、母から電話があった。
今の私の状態を知っての事ではない。
私は元気を装う余裕もなく、母に今の状況を話した。
また心療内科に通っているが、抗鬱剤でも何でも服用したい気分だと話した。
母は、「そんな気分は誰でもよくある事よ!ころりは鬱病じゃないわ!」と力説していた。
私を慰めているように見え、本当はそんな風に思いたいのは母のような気がしてならなかった。
母は私を鬱だと認めたくないんだと思う。
母に「非定型うつ」なんて話をしたら何て言うだろう?
「また色々な名前を付けるものね」と笑いそうな気がする。
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