今も昔も





疲れた。だがようやく終わった。

この一週間、この日の事が頭から離れず、どうか早く終わって欲しい……そればかり考えていた。


今年もいつもと同じ公民館で行われたクリスマス会。

私はプレゼントの菓子を準備する担当になっており、参加する子供の人数分を用意するように言われていた。

「子供が好きそうなお菓子」

そう言われても何を用意すればよいのか分からない。

自分の子供の頃の駄菓子と言えば、アポロやベビースターラーメン、うまい棒などを思い出すが、あんな物で良いのだろうか?それとも最近の子は全く違う好みなのだろうか?駄菓子でなく普通のクッキーやチョコの方がいいかも。

全く分からずネットでも検索したが、答えは出ず。







子あり主婦を避けて生きているが、こんな時に子あり主婦の友人がいれば、簡単に相談出来るのに。
こんな些細な事さえ相談する相手がおらず、皆が望む菓子とは違うものを用意してしまい、白い目で見られる自分を想像しては悶々とした。

以前も、自治会で別の集まりがあり、その時に一人の主婦が飲み物を準備する担当であった。
準備された飲み物は茶やコーヒー、スポーツドリンクなどがほとんど。

すると別の主婦が、「子供も来ているのに子供が好きそうなジュース類が無い!」と言って怒り始めたのだ。

その記憶が私の中に鮮明に残り、菓子一つ買うだけでも神経を使う。

その後、夫にも相談したが、子なし夫婦で相談したところで結果は同じ。仕方なく、私は自分の子供の頃に食べていたような駄菓子を詰め合わせた。

そして当日。

私の心配をよそに、子供達が嬉しそうに菓子の袋を覗いていた。
目がキラキラしていて、あんな安い菓子少しで、あれ程喜ぶものなのか……と驚きとともに私はホッとした。

今年のクリスマス会も、ほとんどの人が親子連れで参加。
母同士、子同士が輪になり楽しそうに会話している姿を、私は壁際に立ち眺めているだけ。

疲れた。だがようやく気が抜けた。





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Posted byころり