在宅ワークが向く人、向かない人
先日、初めて職場の仕事を持ち帰り、在宅で仕事をした。
上司の計らいで、出勤不足の分を在宅で働けるのは経済的にとても助かる。(→上司からの呼び出し)
元々、人と接するのが苦手な私。
このブログでも、「在宅ワークをお勧めします」というコメントを度々頂いた。
私も、在宅ワークなら人と関わる事がなく、自由な時間に働く事が出来て自分に合っていると思っていた。
だが先日、今まで会社でやっていた仕事を家でしていると、凄く違和感があった。
静けさが気になる。
時間が長く感じる。
集中出来ずに落ち着かない。
会社では緊張感がある。その為か、仕事への集中力が全く違う。
家では同じ仕事内容なのに、休憩したり中断しつつ、通常の何倍もの時間をかけて仕事を仕上げた。
時間をかけた仕事だが後で見直すとミスまであり、いかに集中出来ていないかを実感する。
家にいる時の私は切り換えが出来ず、常に頭の中は悩みでいっぱい。
職場に行けば、職場の人間関係への悩みが発生するものの、家庭の悩みはしばらく忘れている。
私は本当に在宅ワークが向いているのだろうか?
今まで家で働くのが合っていると思い込んでいたが、そうも言い切れないと思い始めた。
私のような切り替えが出来ない、いつまでも一つの事で思い悩んでしまうタイプは、嫌でも別の環境に身を置く事で、今の悩みを一瞬でも忘れる時間を作れていたのではないか、そんな気もする。
家庭の悩みを職場の悩みに切り替えるだけ……そう思うと情けないけれど。
今の私は、在宅で仕事をしている間も、実母や義母から電話がないだろうかとビクビクしている。
もしかしたら、本当に自由な在宅ワークならまた気持ちが違うかもしれない。
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