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老後の一軒家

ころり

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台風や地震がある度「怖い怖い」と騒ぐ義母を見ていて面倒な人だと思いつつも、「これが一般的な老人なのかもしれない」と感じる事もあった。

昨夜も私はリビングで一人ネットをしていた。

最初は親の介護について他人の体験談などを読んでいたのだが、いつの間にか親ではなく自分の老後に参考になりそうな記事ばかり読んでいた、

そんな中、「高齢になると一戸建ては不安」と書いている記事が多く目についた。

さらに読み進めると、高齢でも二人暮らしならまだいい、どちらかが残された時、一人で戸建てで暮らすというのは不安で不便で重荷でしかない――と書かれていた。マンション又は団地の方が良いと。

私は深く頷いた。
本当にそうだ。

そう思い私はリビングを見渡した。

狭いリビングだ。こじんまりとした小さな家。いつも狭い狭いと不満だらけだった家。

だがもしこの家に一人だったら?と想像した。



とても落ち着かない。
部屋の大きさの問題ではない。

一戸建てという事自体が、私一人では負担だろうと思った。

自治会の役員、地域の活動への参加など私一人で務まる自身がない。
二人暮らしの今でも結果的に私一人で参加する事が多いが、二人家族のうちの代表として一人が参加するのと、最初から一人しかいないのとでは気持ちの持ち方が違う。

さらに高齢になれば家のメンテナンスが無理になるだろう。
雑草を抜いたり、壊れた個所があれば業者に連絡をしたり。そんな事、一体何歳まで出来るだろうか。

そして家の処分。
いつか施設に入所するなどになれば、家を処分する日が来るかもしれない。
高齢者が自分でその手配が出来るか?とても無理に思える。

これらの不安を解消するのは、まだ元気に動ける若いうちにしておくべきではないか――そう強く思えた。

私がいつか一人暮らしの老人になれば、頼る人は誰もいない。

台風の時に「怖い」と訴える相手さえいないのだ。

さらに屋根が飛んだり水害に遭えばどうするのか?考えれば考える程不安しかなかった。





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Posted byころり