悲鳴再び
相変わらず寝つきが悪い。
眠れたとしても眠りが浅く、1~2時間程ですぐに目が覚める。
日中も頭痛や立ち眩みがあるものの、やはり深く眠れない。
仕方がない、心療内科に行くべきか。
一度行ってしまうと癖になり、常に薬に頼ってしまいそうなので出来るだけ行きたくなかったが、食事が苦痛な事も気になった為、病院に行く事にした。
診察室に入ると医師は
「お久しぶりですね、最近調子はどうですか?」といつもの穏やかな口調で聞いてきた。
私は眠れない事や食欲が無い事を話し、まずは眠りたいので安定剤を処方して欲しいと伝えた。
医師は黙ってメモを取っていたが、私の伝えた状況にはコメントせず、
「分かりました。ではお薬を処方しますね」と言った。
あれ?それだけ?
もっと何か細かく質問されると思ったのだが……。
「そういうのはよくある事ですよ。お薬とうまく付き合っていけば大丈夫です」とだけ医師は言い、私の希望した安定剤を処方された。
少し拍子抜けしたが、以前は医師との会話で気を遣う事が多かった為、こんな風に簡単に診察が済むのならこの方がずっといい。
早速その夜、その薬を服用した。
さすがに効果があり、気付かぬうちに眠ってしまっていた。
だが深夜、夫に揺り起こされて目が覚めた。
「どうした⁉大丈夫か⁉」
起こされた私は救われた気分がした。夢の中で救いを求めていたからだ。
酷い悪夢を見ていた為、目が覚めたその時もまだ胸の鼓動が収まらなかった。背中には汗が張り付いており、手を力いっぱい握っていたのか、手の平に爪の跡がついていた。
「すごい叫び声でびっくりしたよ」と夫。
そういえば夢の中で何度か叫んだ。本当に声が出ていたのか。
またこの症状が始まったのか……と、憂鬱というより怖くなった。
以前にもこの症状で悩まされていた。
→夜中の悲鳴
いつ頃だったのだろう?と遡り調べてみると、そう昔ではなかった。
随分長い間落ち着いていたと思っていたのに、まだ半年も経っていない。
安定剤が合わないのだろうか。
こんな事なら眠れない方がマシかもしれない。
早速その夜、その薬を服用した。
さすがに効果があり、気付かぬうちに眠ってしまっていた。
だが深夜、夫に揺り起こされて目が覚めた。
「どうした⁉大丈夫か⁉」
起こされた私は救われた気分がした。夢の中で救いを求めていたからだ。
酷い悪夢を見ていた為、目が覚めたその時もまだ胸の鼓動が収まらなかった。背中には汗が張り付いており、手を力いっぱい握っていたのか、手の平に爪の跡がついていた。
「すごい叫び声でびっくりしたよ」と夫。
そういえば夢の中で何度か叫んだ。本当に声が出ていたのか。
またこの症状が始まったのか……と、憂鬱というより怖くなった。
以前にもこの症状で悩まされていた。
→夜中の悲鳴
いつ頃だったのだろう?と遡り調べてみると、そう昔ではなかった。
随分長い間落ち着いていたと思っていたのに、まだ半年も経っていない。
安定剤が合わないのだろうか。
こんな事なら眠れない方がマシかもしれない。
- 関連記事
よく読まれている記事