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鏡の中の自分

ころり

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病院の待合室で待っている時、ふと前を見てギョッとした。

私の座っていた長椅子の正面の壁は大きな鏡になっている。
そこに待っている患者達が映っていたのだが、その鏡の中の自分を見て衝撃を受けた。

誰?あの老婆……という感じ。

老婆というと大袈裟かもしれないが、自分の思い描く自分像とはあまりにもかけ離れていた。

日々、顔を洗ったり化粧をする時などは鏡を見ているが、自宅で見る自分とはなぜか違う。

以前どこかで聞いた事があるが、女性は自宅で鏡を見る時は無意識に一番良い顔を作る習慣があると言う。
見るのも正面のみなど、決まった一定の方向からの自分しか見ていない。

なので時々、街中のショーウインドウなどで映った自分を見るといいらしい。それが本来の自分だと。

まさに病院の鏡に映った私がそれだ。

私は「いつの間にこれ程歳を取ったのだろう」と思った。



一番大きな変化は白髪。
家の薄暗い洗面室で見ていたのでここまで増えていたとは自覚が無かった。

美容室で染めるのは高いし、市販のセルフヘアカラーではどうしても皮膚に薬液をつけてしまい、経皮毒が心配で利用する気になれない。それで騙し騙しそのまま放置していた。


さらに顔の皺。

私の隣には30代ぐらいの女性が座っていたのだが、その女性が色白のもち肌だった為、鏡に映る私との対比は酷いものだった。

改めて自分の老化を実感する。

皺だけでなく、元々ツリ目だった私がいつの間にかタレ目になっていた。

重力に逆らえず、目も口も頬も全てが垂れているように見える。


今後は鏡を見るのが今まで以上に嫌になりそうだ。
そもそも病院の壁に鏡を設置するなんてやめて欲しい。

やつれた自分の姿を見たい患者なんていないだろうと思うから。





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Posted byころり