伝え方と受け取り方
皆さんいつもコメントありがとうございます。
どれも嬉しく大切に拝見しています。
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昨日の記事について。
ある方からコメントを頂いた。
読み終わり、私は思わず唸った。
本当に自分の気持ちを全ての人に理解してもらうのは難しい。誤解されないように言葉を選ぶのは難しい。改めて自分の文才のなさを実感した。
その方のコメントにはこう書かれていた。
「ころりさんも早めに死にたいと思ってるのかと思っていた」
「まさか80歳を超えても老いた姿で無駄に長生きしたいと思っているとは、がっかりした」
違う違う。
私の書きたかった、伝えたかった事とは全く違う方向に受け取られている事に驚いた。
他の方もそう受け取られたのだろうか。
言葉とは恐ろしい。
選択を間違えると相手に感じさせる印象がこれ程変わるのだと思うと、普段の生活で会話するのがさらに怖くなる。
私は昨日の記事を、「長生きしたい」という意味で書いたのではない。
コメント頂いた通り、私はどちらかといえば長生きしたくない。
罰当たりのようだが、いつか孤独になる不安のまま生きるより、夫がいる間に楽に死ねるならそれでいい。
そう、私は「楽に死にたい」のだ。
生きる長さに執着しているのではなく、死に方が気になるだけ。
体が楽に――というのもあるが、どちらかと言うと精神的に安らかに逝きたい。
暑さと苦しみの中、誰にも訴える事が出来ないなんてどれ程精神的に辛いだろうと想像する。
さらにそのコメントの中では、「義母や実母を病院が殺してくれたら正直助かりませんか?」と私に問われていたが、これ程ブログで愚痴ばかり書き、精神的にも追い詰められる事ばかりだが、それでもそんな風には思えない。
どちらの両親もいつかいなくなれば楽だとは思う。早く何にも縛られない日が来て欲しいと思うのも事実。
だが逝く時には苦しまないで欲しい。殺してくれて助かるなんて思えない。それが綺麗事なのだろうか?人として当たり前のように思うけれど。
こうして書いていても、どこまで私の気持ちを伝えられているだろうか……と自信がない。
自分の気持ちを正確に伝えるって難しい。
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