熱中症疑惑5人死亡に思う子なし主婦の老後





岐阜の熱中症疑惑、5人が死亡した事件。

最近こういうニュースを見ると、すぐに自分の老後を考えてしまう。

今回の件でも死亡されたのは全員80代。

老人だから亡くなったというより、老人だから物言えなかったのだろうと感じる。もしくは物言えても聞き流されたのか。

エアコンが故障して暑い部屋で我慢させられる。

本人がしっかりしていたり、家族が頻繁に見舞いに来るような場合は、病院側も気を配るかもしれない。

だが天涯孤独の老人なら?
体も弱り会話もままならない老人なら?

まるで物のような扱いをされるのではないか。
後で苦情を言ってくるような身内もいない。何も出来ない言えない老人がそこに横たわっているだけだ。

子供がいれば……。

心のどこかでそう思ってしまう自分がいる。

何もしてくれなくていい。
ただ、「この老人には子供がいる」その存在だけで、病院や介護側の意識が多少なりとも違うと思う。

全ての病院や施設がそうだとは言わない。
だが意識が低い施設ではそういう事もあるのは事実だと聞いた。



義父母の通院に付き添いをすると、よく義母が私に自己主張する。

「私はあの痛い治療が嫌なの。先生に別の治療方法をお願いして」
「入院は嫌なの。通院で何とかならないのか頼んで」

義母は主張が強く、治療方針などで嫌な事は一つ一つ私から医師に変更を頼んで欲しいと言う。

正直、「患者がそこまでワガママを言うのは迷惑よ」と思う事も多いが、義母の希望なので一応医師に伝える。

すると案外、医師も義母の希望に寄り添ってくれたりする。


その様子を客観的に見ていて思うのだ。

――羨ましい。


自分の老後はどうだろう?
きっと自分で自分の希望を言う勇気も力もない。

義母のように子供に伝えて支えて欲しいと思うかもしれないが、その子供もいない。結局全て我慢するしかない。

部屋が暑いぐらいなら我慢するだろう。

そう思うと今回のニュースが他人事に思えず、とても怖い。

結局私も心のどこかに、子供という存在に支えてもらいたい気持ちがある事を認めざるを得ない。
自分が最も嫌いだった考え方なのに。





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Posted byころり
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