二人暮らしなのに一人
ついに終わってしまったワールドカップ。
あれ程夫婦ではまっていたのが嘘のよう。
未だに夫は元気がない。
正確には、元気がないのか不機嫌なのか分からない。
ただほとんど会話をしない。
サッカーの決勝戦の日。
私はあえてリビングでサッカーの放送チャンネルに合わせた。
もし夫に悪気がないのなら、私との関係を良くする為にも、ソファの隣に座るのではないか?そう期待した。
だって先日まであれ程一緒に見たがっていたのは夫の方なのだ。
だがこの日、夫はソファに座る事は無かった。
私がサッカーを観ている事には気付いたはず。
なのに無視。
いい加減子供じみている。
私には言いたい事がたくさんあるのに。
そのきっかけさえつかめない。
なぜそこまで不機嫌な態度になるのか分からない。
もうサッカーなんて観る気分じゃなかった。何も頭に入ってこない。
だが眠る気にもなれず、私はただ無心で画面を眺めた。
二人暮らしなのに一人。
そんな気分。
私がサッカーを観ている事には気付いたはず。
なのに無視。
いい加減子供じみている。
私には言いたい事がたくさんあるのに。
そのきっかけさえつかめない。
なぜそこまで不機嫌な態度になるのか分からない。
もうサッカーなんて観る気分じゃなかった。何も頭に入ってこない。
だが眠る気にもなれず、私はただ無心で画面を眺めた。
二人暮らしなのに一人。
そんな気分。
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