求めるばかり





――――前回の続き。

その間、私はかなりパニックになり声が震えてどうしようもなかった為、少しでも理解してもらおうと、思わず自分が不安症である事まで言ってしまった。

受付女性は何を聞いても冷静でとても優しく対応して下さった。

しかし予約が終わり電話を切った後、どうしようもない情けなさで心がギューっと縮むような心境になった。

どうして?
電話するだけで?
こんなに声が震え、手足が震え、呼吸が苦しい。

前はこんなじゃなかった。もっと普通の人だったのに。
引きこもりで、お金も稼いでいなくて、友人も子供もいなくて、親とも会うのが辛くて……。
その上電話予約も普通に出来ず、簡単な治療でさえ怖がっている自分。

これ以上ないぐらいマイナス思考でいっぱいになり、家の中で一人嗚咽しながら泣いた。
かなり興奮状態だったらしく、耳もツーンと遠くなり音が聞こえ辛くなった。



家で一人泣くというのは終わりがない。
吐き出す相手がいない。永遠と自分が疲れるまで泣き続けるだけ。

私は泣き疲れて、ボーっとソファに座り一人思った。
こんな時、友人がいたら色々と話せて楽になるんだろうか?
「どうって事ないよ!」と、笑い飛ばして元気にしてくれたり、一緒に悩んでくれたり、時には怒って背中を押してくれたり……。

と、ここまで書いていて気付いた。
「~してくれたり」って私は相手に望んでばかりだ。

辛い時そばにいてくれる友人が欲しい。
そう思うのはこちらばかりで、そんな求めるばかりの人には誰も寄ってこないのだろう。

また違う病院に行く事になって、心が重い。
また断られたら?バカにした態度をされたら?

傷つくのが怖い。




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Posted byころり