災害と孤独
大震災、記録的大雨、土砂崩れ、そんなニュースを見ていると不安になる。
今の日本、どこに住んでいてもいつ自分がその立場になるか分からない。
先日回覧板が回ってきて、そこには「自分の避難場所を把握しておきましょう」とあり、近くの小学校の名称と地図が印刷されていた。
何か災害に遭うのは不安だ。
だがそれ以上に不安なのは、その避難所に行かなくてはいけなくなる事。
ほとんど近所付き合いもなく、誰とも打ち解けていない。
一方で近所の主婦達は長年の子育てを経て、お互い知った仲という様子。
そんな中でどう過ごせばいいのか、居心地の悪さを想像するだけで災害と同じぐらい怖くなる。
回覧板には「地域住民で助け合いましょう」とも書かれていた。
ある時、近所の主婦が言っていた。
「避難する時は隣の○○さんとLINEで連絡を取り合うと思うから、安心している」
近所の主婦同士でメルアドやLINEの交換をしているなんて、親密なんだな……と取り残され感があった。
本当に災害に遭う日がきたら私はどうするのだろう?
私の苦手な「助け合い」という言葉が重くのしかかり、こういうニュースを見る度に孤独と不安を感じている。
回覧板には「地域住民で助け合いましょう」とも書かれていた。
ある時、近所の主婦が言っていた。
「避難する時は隣の○○さんとLINEで連絡を取り合うと思うから、安心している」
近所の主婦同士でメルアドやLINEの交換をしているなんて、親密なんだな……と取り残され感があった。
本当に災害に遭う日がきたら私はどうするのだろう?
私の苦手な「助け合い」という言葉が重くのしかかり、こういうニュースを見る度に孤独と不安を感じている。
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