心配してあげている
実母と話していて思ったのだが、母の現在の友人はほとんどが元ママ友だ。
昔は「ママ友」なんて言葉が無かっただろうが、見ていると今でも付き合いを続けているのは、私や兄が学生時代の時の母親達。
それもなぜか、兄の同級生の母親は少なく、私の同級生の母親ばかり。
偶然だろうか?それとも息子より娘の母親同士の方が仲良くなる……なんて事があるのか?
私は子あり主婦が苦手だ。
特にママ友集団のあの独特の団結力が怖い。
実母を見ていると、この母も結局は私の苦手な「子あり主婦」なのだと実感する。
この年齢になってもまだ、友人との会話の大半が娘や息子、孫の話のようだ。
いつ息子が帰省するとか、娘とショッピングに行くとか、孫が今度受験だとか。
さらに○○さんの息子は年収がどれぐらいだとか、浮気しているらしいとか、そんな入り込んだ会話までしているようで、聞いているだけで重い。
そしてその様子を見ていると、互いの子供や孫を比較し、どこかで張り合っているように思う。
先日母は電話で、友人の息子の事について話していた。
「あの息子さん、仕事辞めたらしいわ。どうするのかしら?親は何とも思わないのかしらね?いい歳して……ねぇ?」
私に直接関係のない話だ。
私が非難されている訳でもない。
だがこういう会話が私を追い詰める。
あなたはそんな生き方をしてはいけませんよ、という考え方が植え付けられる。
「人それぞれだから。いいんじゃないの?」
小さく反抗してみた。
すると母は
「友達の子供だから心配してあげているのよ」と言った。
これがママ友の世界だろうか?
それとも母が特別お節介なのだろうか?
どちらにしてもそういう所が本当に嫌いだ。
我関せず。そんな風に生きてくれたら私も楽なのに。
「あの息子さん、仕事辞めたらしいわ。どうするのかしら?親は何とも思わないのかしらね?いい歳して……ねぇ?」
私に直接関係のない話だ。
私が非難されている訳でもない。
だがこういう会話が私を追い詰める。
あなたはそんな生き方をしてはいけませんよ、という考え方が植え付けられる。
「人それぞれだから。いいんじゃないの?」
小さく反抗してみた。
すると母は
「友達の子供だから心配してあげているのよ」と言った。
これがママ友の世界だろうか?
それとも母が特別お節介なのだろうか?
どちらにしてもそういう所が本当に嫌いだ。
我関せず。そんな風に生きてくれたら私も楽なのに。
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