乳がん検診
――前回(▶胸のしこり)の続き。
次に乳がん検診。
検査自体は子宮検査の方が嫌だが、結果の心配という点では胸の方が気になる。
今回も同じ男性医師で、念入りに触診、さらにエコーにかける時間の長い事!
30分以上時間をかけて念入りに検査された。
その30分が途方もなく長く感じ、医師がジーっと画面を見つめたまま停止する度にこちらの心臓は不安MAX。
ピー、ピー、という機械音だけが室内に響き渡り、延々と胸だけでなく上半身の広範囲をエコーした。
そしてしこりの一つ一つをチェックする。
待合室ではボンヤリしていた私だが、この頃には目が冴えてしまい、薬の効果なんてどこかに飛んでしまった。
ようやく検査が終わり、医師が別室で説明すると言う。
結果は要観察。
とりあえずホッとした。
やはり気になるしこりはあるが、大きさや形などから、観察しながら様子を見ると言う。
以前、この事を同年代の女性に話した事があるが、「そんなややこしい状態でいるなんて私なら嫌だわ。さっさと取ってしまえばいいのに」と言われた。
でも私にはそんな勇気もなく。
帰宅後、気の緩みからグッと安定剤が効き始め、数時間眠ってしまった。
あぁ、歳を取るって嫌だ。
こんな事がどんどん増えてくるだけだろうから。
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