背中の一枚岩
今日、目覚めると首に激痛が走った。
「うぅっ」
呻き声を上げてしまった為、愛犬が心配そうに私の顔を覗き込んだ。
ゆっくり首を動かしてみたが、やはり激痛。
何だこれは?
そーっと立ち上がったが、首は動かさず固定。
少し動いてみると、どうやら首だけでなく、背中から腕にかけても痛い。
痛いだけでなく、何やら背中に一枚岩を背負っているような感覚。
ガチガチに背中が固まっているのだ。
これは……四十肩?五十肩?
それともギックリ首?ギックリ背中?
よく分からないが、この年齢だからこういう事もあるだろう……と自分に言い聞かせた。
だが首と肩が痛いと生活が苦痛。
顔を洗うのはもちろん、食事をするのも腕を少し動かすだけで痛くて力が入らない。
だがこうなってみて、逆に腰から下が動けて良かったと実感する。
首や肩が痛いのも辛いが、動けるしトイレに行けるというのがまだ良いように思える。
今日は一日慎重に過ごし、夜にゆっくり湯舟に浸かった。
すると不思議。
まだ痛みはあるものの、背中の一枚岩がまるで氷が解けるように無くなっていくように感じた。
背中が楽になると、首と肩も動きが軽くなりホッとする。
今日はこの程度で済んだが、これからもこういう事は度々あるだろう。
もし動けなくなったら?誰にも気付かれなかったら?夫もいなくなれば?
いつもの心配性の私が現れる。
仕事の事もお金の事も人間関係の悩みも尽きないが、それよりもまずは健康が大切、そう思う事が増えた。
これも歳をとった証拠だろうか。
首や肩が痛いのも辛いが、動けるしトイレに行けるというのがまだ良いように思える。
今日は一日慎重に過ごし、夜にゆっくり湯舟に浸かった。
すると不思議。
まだ痛みはあるものの、背中の一枚岩がまるで氷が解けるように無くなっていくように感じた。
背中が楽になると、首と肩も動きが軽くなりホッとする。
今日はこの程度で済んだが、これからもこういう事は度々あるだろう。
もし動けなくなったら?誰にも気付かれなかったら?夫もいなくなれば?
いつもの心配性の私が現れる。
仕事の事もお金の事も人間関係の悩みも尽きないが、それよりもまずは健康が大切、そう思う事が増えた。
これも歳をとった証拠だろうか。
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