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心が狭い人間

ころり

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実母も義母も、性格や表現の方法は違うが、どちらと話しても私が受け身になる事に変わりはない。

義母は、

「ころりさん、私の介護をお願いしますね。嫁の義務ですよ」と、自分の気持ちをストレートに言う。

これは辛い。
今の時代、何言ってるの?と思う。

一方実母は、

「私はころりと同居してもいいわよ。ころりも話し相手がいた方がいいでしょ?」と言う。

これはこれでキツイ。
どこまでも上目線で押し付けもいいところ。

どちらの親も私には負担でしかないが、どちらかと言えば、まだ義母の方が素直な分、こちらも単純に「嫌だわ!腹が立つわ!」と思える。
だが実母のように、私の為を思って「同居してあげてもいいわよ」というような言い方をされると、腹が立つのを通り越して、もっと奥深くで沸々と煮えたぎるものがある。

「私はあなたと住みたくなんてないわ!息が詰まります!一緒に住みたいのはあなたでしょう?素直にそう言えば⁉」と言いたい。
何度そう言っている自分を頭の中で想像した事か。


だがそこまでは言えない。言葉を飲み込む。

親の介護はどんどん身近な問題になり、そのうち現実となる。
ギリギリまで逃げたい。そればかり考えているが、ふと冷静になり、自分を見つめ直してみると、こうして逃げている私は親不孝だとも思う。

周囲の同年代の女性は、もっと頻繁に親と連絡をとったり、実家に帰ったりしている。
パート先の同じ年齢の主婦も、一週間に一回は親に連絡していると言っていた。

「だって心配だし、連絡すると親が喜ぶでしょう?」

耳が痛い。
とてもそんな発想になれない。

だが親から逃れ、一体私は何をしているのだ?
リビングのソファに寝転び、ビデオを観たり、ネットでインテリアブログの検索をしたりしている自分にハッと気付き、罪悪感でいっぱいになる。

親の介護が出来ないような絶対的理由はない。
だったら親の希望を聞いてあげるのが親孝行でしょう?

そんな風に言いそうな人が案外多い。
だが皆のように心が広い人間になれない。




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Posted byころり