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期待してはいけない

ころり

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先日の母の日。

夫の実家に行った。
自分の実家で心に打撃を受けた翌日だった為、気分が憂鬱だったが、頭の中はまだ自分の母の事でいっぱいだった。

義母は毎年母の日を喜ばない。
今まで、花や物、食べ物などを贈ったが、何を渡しても

「勿体ない。これからはいらない。介護の為に貯金して」と言うばかり。

母の日という柔らかな印象とは真逆の日となる。

もう何も渡さなくてもいいか……。
義母が「いらない」と言うのだから、無理に渡す必要はない。

そう思ったりもしたが、夫から「渡さなくていい」と言われない限り、私の意思ではやめられない。

夫がそう言ってくれる事を期待して、「今年は何を渡そうか?いつも何もいらないって言われるし……」と聞いてみた。

すると夫は「何でもいいよ。あんな風に言いたいだけだから。適当に渡せば?」と言った。

結局渡すのか……。



一瞬がっかりしたが、よく考えればやはり渡すべき。
自分の実母には渡しているのに、義母にだけ渡さないなんて不公平だし、何より義母の口癖が

「介護の為にお金を貯めて」だ。

母の日のプレゼントを無くす事が、まるで介護の了承をしているような気がして、それは避けたいと思った。

悩んだ結果、今年は義母と義父に、厚手のタオルケットをお揃いで渡す事にした。
これで父の日に悩まなくてもいい……という利点もある。

購入した店ではどれにするかかなり悩んだが、選んだ物はとても肌ざわりの良い上品なタオルケットで、自分なら欲しいと思える物だった。
義両親はこんな物を持っていないから、気持ち良くて驚くかしら?ほんの少し、喜ぶ義両親の顔を想像した。


そして私は夫の実家に行き、「良かったらこれ、使って下さいね」と、それを畳の上に置いた。

義母はそれを横目で一瞬見て「ふーん」と言っただけで、次の瞬間には自分の体調の話に変わった。
それに触れる事さえなかった。

こんなものか。
私は何を期待していたのか?

お礼を言ってくれなくてもいい。
ただ喜ぶ顔が見たかった。




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Posted byころり