NOが言えない
先日の記事でも書いたような事が最近ずっと頭から離れない。
→呆れた態度
どうして同じ事を言っても、納得される人と非難される人がいるのだろう。
同じ事をしているのに、好かれる人と嫌われる人。
なぜなぜなぜ?
どこが違う?
私は若い頃からずっとそんな矛盾を感じていた。
幼い友人関係の間でも、
「明日遊ばない?」と誘われて、一人の子が「私、明日用事があるからダメ」と言うと、「仕方ないね」と納得され、私も同じように断ると、
「ころりはダメ。私と遊ぶの!」と言われ、私の言葉は聞き入れられなかった。
まだ小学生だというのに、今と変わらず人間関係に悩んだ子供時代。
いつもいつも周囲の言うがままに生きていた。
大人なら親切なはず。
大人になれば誰もワガママを言わないはず。
そう思っていた。
大人の世界は常識人ばかりで、互いに遠慮や気遣いしながら過ごせると期待していた。
それなのに。
大人の方が子供の頃よりずっと辛い。
今のパート先でも、仕事の内容で私が指摘していた事がずっと聞き流されていた。
だが最近採用されたばかりの人が同じ指摘をすると、皆その考えを改めた。
なぜだなぜだ。
私と彼女の違いを探る。
話す内容、指摘している内容が重要じゃない。
その人の持つ存在感、威圧感、自己主張の強さが周囲を動かしている。
弱い私が何を言おうが誰も聞かない。
私は「NO」と言わず生きてきたから、それが顔に現れているように思う。
何を言われても「YES」と答えますよ、と顔が物語っていそうだ。
「NO」と言える人になりたいが、言おうと頑張る事がいかに大変か実感中。
やはり他人と関わるのは無理なのかもしれない。
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