いつの時代もどの場所でも上手く生きられない
昨日の記事を書いた後、しつこくまたそのトピを読み直した。
レスされているのはほぼ全てが批判ばかりだが、その常識的なコメントよりも、私はその後も何度か続くトピ主の返信が気になった。
読めば読む程ダメ押しのように、子あり主婦には近付きたくない気持ちにさせられる。
昨日の私の記事に対し、発言小町は釣りやネタが多いとコメント頂いたが、それは私も分かっている。だがこのトピが事実か嘘かなんてある意味関係ない。
私が傷ついたのは、私自身の中にそう感じていた部分がずっと以前からあったから。
近所の主婦達、職場の女性達、昔の友人達……彼女達から感じるそれは、まさにこのトピと同じものだった。
ただ彼女達の常識と優しさが、その気持ちをオープンにさせず、気遣いもある。それでもその表情、口調、雰囲気から、子なし主婦の私がその場を邪魔している……といつも感じた。
卑屈になってはいけない、と自分に言い聞かせてきた。
自分から相手の子供について質問したり。
ついて行けない子供の話題でも笑顔を意識したり。
完全に場違いな程子供トークで盛り上がっていたら、その場から離れたり。
相手に気を遣わせたくない。可哀想だと同情されたくない。迷惑だと思われたくない。
だがどんなに自分が努力しているつもりでも、子あり主婦達が求めるものはそんな事ではなかった。
彼女達の多くは、共感したいのだ。
子なし主婦が憎い訳でも嫌いな訳でもない。だが子育て真っ只中だったり、子供が生き甲斐だったりする人にとっては、他のどんな話よりも子供の話の方がずっと面白い、共感し合える事が嬉しい、のだと思う。
実際、今の職場でも子供以外の話題は本当に少ない。あったとしても貯蓄や夫の職業などの話であり、結局は「家庭」の話題から離れない。そして誰かが子供の話をし始めると、その場がいっきに盛り上がる。
私が実体験として感じている事と、あのトピが遠からずなのだ。
私は昨日、あのトピをレスも含めて読み返しているうちに泣けてきた。
その内容がどうこうと言うのではなく、自分がいつの時代も上手く生きられない事が悲しく虚しくなった。
これからも外に出て働く限り、この悩みから逃れられない。
子育て世代が多いこの地域に住む限り、居心地の悪さから逃れられない。
本当に家から出るのが嫌になった。気分は逆戻り。
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