共にメタボ
最近メタボ気味な愛犬。
犬も人と同じで中年になると痩せづらくなるのか、それ程フードの量は多くないしカロリーが低いものを与えているのに、なぜかすぐ太る。
だが食欲旺盛なので、これ以上食事を減らすのは可哀想。
となると、あとは運動しかない。
ペットの肥満は飼い主の責任だ、と言われる。
食事と運動の管理は犬自身では出来ない。
飼い主がコントロールしてあげなくては。
そういえば、意外と鬱病が酷い頃の方が、愛犬と散歩する距離は長かったように思う。
その頃は頭が常にボーっとしていて無気力で、歩くのも遅かった。
行きたい場所も、帰宅してやりたい事も何もない。ぼんやりと一点を見つめているような時間が多かった。
なので一度散歩に出ると、なかなか帰って来ない。
愛犬の動くままに私が散歩に連れて行ってもらっている状態だった。
だがいつの間にか散歩する距離が短くなった。
寒ければ足早に済ませたり、雨が降っていればサボってしまったり。
愛犬が「まだ帰りたくないよ」というような顔をしてこちらを見ているのに、私は気付かぬフリをして「帰ってゴハン食べようね」とリードを引っ張った。
これで太らないはずがない。
愛犬はプクプクと太った。
それと共に、私もプクプク。
プクプクの愛犬の腹を指先で押し、
「ごめんね。もっと散歩しようね」と私が言うと、愛犬は少し首をかしげてこちらを見つめた。
よし。
また散歩する時間を増やすと決意した。
寒ければ足早に済ませたり、雨が降っていればサボってしまったり。
愛犬が「まだ帰りたくないよ」というような顔をしてこちらを見ているのに、私は気付かぬフリをして「帰ってゴハン食べようね」とリードを引っ張った。
これで太らないはずがない。
愛犬はプクプクと太った。
それと共に、私もプクプク。
プクプクの愛犬の腹を指先で押し、
「ごめんね。もっと散歩しようね」と私が言うと、愛犬は少し首をかしげてこちらを見つめた。
よし。
また散歩する時間を増やすと決意した。
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