代理母出産
丸岡いずみさんの代理母出産のニュース。
今では妊娠とか出産とか、母になりたいと悩む事も無くなった私だが、やはりこういうニュースには敏感だ。
それも丸岡いずみさんは私より年上。
そんな人が今から母としてスタートするなんて、凄いの一言。
ただただそのパワーに驚く。
というのも、彼女は以前鬱病を経験している。
その時期が私自身とも重なっていたので、どこかで気になる存在であった。
さらに鬱病から回復した頃にはよくテレビに出演され、鬱病時期の夫の支えに感謝の気持ちを述べていた。
才色兼備で何不自由ない暮らし。
そんな人でも自分と同じように人生に躓く事があるのだと、どこか私は安心感を得た。
それに夫との仲の良さから、今後は夫婦二人で暮らしていくのかもと想像した。
心のどこかでそうであって欲しいと思う自分もいた。自分だけじゃない。同じ人がたくさんいるのだと思いたかった。
だから今回のニュースを聞いて、丸岡さんが母になった事が羨ましいとか妬ましいとかではなく、彼女がそこまで強い女性になれた事に取り残された気持ちになった。
私が鬱病を引きずり、こうして今も鬱々と暮らしているというのに、彼女はこの世界を抜け出し明るい世界で一歩踏み出した。
私は毎日をなんて無駄に過ごしているのだろうと思わずにいられない。
私は鬱病の間、ずっと焦っていた。早く子供を産まなくては間に合わないと。
だがそれが何年も続くと、心のどこかで鬱病患者が親になるなんて、無理だと思う自分もいた。
でもそれは全て自分次第。
私のような考え方の人は永遠に無理だし、一歩踏み出せる人は成長出来る。
成長するどころか最近後退気味の私は、丸岡さんが赤ちゃんを抱いている姿を見ても、やはりもう母になる事が羨ましいとは思えない。
凄いな、大変だろうな。
そう思うだけ。
やはり私には母になる素質がないのだろうと思う。
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