生きている
毎年この日がくると、
「私はこのブログを何年書いているのだろう?」と振り返る。
ブログを書いている人によっては、ブログがこれだけ長く続きました!と嬉しく感じる人もいるかもしれないが、私はその逆。
長ければ長い程、自分の孤独さを実感する。こんなブログだから。
このブログを卒業する時は、私が精神的に自立した時、もしくは鬱が悪化した時だと思っている。だが1年、また1年と、このブログの記事が増えていき、その履歴を見る度に、私はいつまで経っても変われない……と気分が凹む。
そんな中でも、2年前、5年前の記事を読むと、自分の中の小さな変化に気付く。
今は今で色々な悩みがあるが、以前とは悩みが少し違っている部分があるように思う。
考えすぎる、悩み過ぎる性格には変わりはないのだけれど。
引きこもりで、人との関わりが無いのだから、悩む内容でさえ変化がないと思っていた。
だが以前の悩みを懐かしく思う私の生活は、ほんの少しずつ違う毎日なのだと思う。
夫と会話する、近所の人と挨拶をする。
親と話し、病院で医師と話し、今では時々パート先でも人と会う。
同じ毎日の繰り返しのように感じるが、全く同じ日はなく、何か日々違っているのだろう。
皆のように社交的で、多くの人と関わるような暮らしはこの先も出来そうにないが、少なくとも夫や親と食事をしたり会話が出来るし、今では普通に買い物したり美容院に行けるようにもなった。
数年前から考えると良くなった。
でもだからこそ、その先々で色々な事を感じる。日々悩みも増える。
以前の悩みは100%自分の内側に向けられていたが、今は外側に向ける不満や悩みも多い。
それが生きるという事なのだろう。
皆もこんな風に色々な事にぶつかりながら生きているのだろうか。
他人はとても器用に生きているように見える。
* * * * * * *
今年もこのブログを読んで頂きありがとうございました。
今日も夫の帰宅が遅く、私一人で静かな大晦日を迎えています。
いつも皆さんから頂くコメントにとても慰められ、勇気づけられ、考えさせられました。
未だに友人がいない私にとって、そのコメントだけが、同年代の女性と繋がっていると感じられる瞬間です。
こんなに暗くて孤独なのって私だけ。
ついそんな風にネガティブになってしまいますが、そんな私を受け入れてくれる人もいる、そう思わせてくれる存在です。
この先いつまでブログを書き続けるのか自分でも分かりませんが、また来年も読んで頂けると嬉しく思います。
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