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そういう人

ころり

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辛い辛い、居場所がない、そう思う気持ちは今も変わらないが、孤独を感じる事に慣れつつある自分がいる。

近所の集まりではいつも孤独だ。それが当たり前。
新興住宅街で子無し主婦は少ない。
中には私のような子無し主婦も時々いるが、そんな人は忙しく働いている人がほとんど。子供がいないのに私のように家で過ごしているような主婦は周囲にいない。

家にいるとどうしても近所の人から声がかかる。
「参加しなさいよ」
「家に引きこもっていてはダメよ」

大きなお世話と内心思いながらも、これ以上嫌われたり噂の的になるのが怖くて、言われるがまま頷く。

そんな風にして何年も、何年も過ぎた。

近所の母親集団に馴染めないながらも、長い間この場所で住んでいる事で、彼女達は私を「そういう人」だと理解してくれつつあるような気もする。

暗い人。
人見知りな人。
口下手な人。
そういう人。


良くは思われていないだろが、ある意味「そういう人」だと分かってもらうだけでも大変な事だ。

他の場所に逃げ出したいと思うが、次の場所で私という人間を理解してもらうまでどれ程時間がかかるだろう。それはそれで大変そう。

歳のせいだろうか。現状を諦めつつある。

さらに、あれ程人のいない場所に住みたいと思っていたのに、最近は全く人がいないと寂しいかも……と思うようにもなった。
近所付き合いをしたい訳ではない。ただ近くに住んでいる人がいる安心感を求めるようになってきた。

会話をしなくても誰かが近くにいる、その程度が理想。

こんな事を考えるようになるとは、数年前では考えられなかった。

年齢とともに色んな事が変わっていく。




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Posted byころり