生きたブログ
以前も書いたが、私は麻央さんのブログが好きだった。
以前の記事→素敵なブログ
あれからもずっと定期的に読ませてもらっていた。自分は癌患者でもないし、幼い子供を持つ母でもない。何の共通点もないし芸能人ブログが好きな訳でもない。
ただただ彼女の文章が好きだった。伝え方と言おうか。
今回、多くのニュースで彼女のブログの事も伝えられていた。
そんなニュースでブログというものの良さ、「生きたブログ」であるという話を聞いていると、自分のブログは一体何なのだ?と、とても恥ずかしく虚しい気持ちになった。
私のブログはとても「生きている」とは思えない。
そもそも私は匿名で書いているブログ。
ここに本当の私は存在するのだろうかと思う。
さらに本当に困ったとき、悩んだ時、大切な時ほど、ブログには書けなかったりする。
時々ブログの更新が途絶える時は大抵、誰にも言えずブログにも書けず、一人で悶々としている。
このブログのタイトル、「ココロのおうち。」というのは、私の心の内をさらけ出せる場所として名付けた。
その希望通り、日頃の愚痴やある程度の出来事は十分吐き出せている。
だが、心の底から助けが欲しい時、ここには書けない。
そんな中途半端なブログに意味があるのか?
テレビで麻央さんのブログについて語られているのを聞く度、自分のやっている事が歪んで見えた。
あんな風に真っすぐ誰にも恥ずかしくなく生きられる人が羨ましい。
旅立たれた人に向かって羨ましいという言葉は不適切なのかもしれないが、多くの人が言っているように、生き方、生きてきた内容は、十分「羨ましい」という言葉に見合うと思う。
私はどこまで影に隠れて生きていくのだろう。
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