かかりつけ
婦人科に行ってきた。
出来れば行きたくない場所だけど、なかなか縁を切れそうもない。
前回このブログで婦人科の事を書いた時、セカンドオピニオンを勧めるコメを頂いた。
私ももちろん素直に手術する勇気もなく、別の病院に行くしかないか……と思っていた。
しかしあの後、再度今の医師に「余程でない限り手術は避けたい」と伝え、先日、診察中に倒れてしまったのは、貧血の悪化というよりも精神的なものだと思うと説明した。
すると医師は無表情のまま、
「まだ心療内科を受診しているの?」と聞いた。
そうだ。
過去に鬱が酷かった時にも、この婦人科を受診した事があり、カルテにその情報が残っている。
しかしあれから何年も経っているので、医師は今も心療内科を受診しているとは思っていなかったようだ。
私も今回の初診の時に問診票に書かなかった。
「まだ同じ薬服用しているの?」
「はい。……あ、まだというか、しばらく間が空いていたのですが、最近また服用し始めました」
医師が何度も「まだ」という言葉を繰り返すので、ネガティブな私は「いつまで鬱やってるの?」と思われているような気がした。
愛想がなく一見冷たいような医師なのだが、しばらく「うーん」と沈黙した後、「今回検査して、数値が改善されていたらお薬で様子をみましょうか」と言ってくれた。
そしてその結果が今日。
「少し改善されているので、このまま様子をみましょう」
良かった。
今後は分からないけど、今すぐ手術にならなくてホッとした。
それにしても……。
結局薬で様子をみましょうという事でOKなら、最初に「紹介状を書く」なんて言っていたのは何だったの?
そんなに簡単に手術を勧めないで欲しい。
そう思うと医師への不信感もあるが、通い慣れた婦人科という事もあり、しばらくはまだこの病院でお世話になろうと思う。
妊婦がたくさんいる病院は嫌だし、女医も苦手。そういう意味ではこの病院は静かで、何より検査の手際が他のどこよりも早くて上手いから。
病院と美容院はつい同じところに行ってしまうのは私だけだろうか。
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