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少しずつ

ころり

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今日から夫は出張で家にいない。
なので夕飯の準備も必要なく、ポッカリと空いた時間をどう過ごせばいいのか落ち着かない。

普段なら一日中眠って過ごしている。
そして夕方から活動を始めるのだが、不思議な事に、夫がおらず昼も夜も一人きりだと思うと、なぜか日中に眠れない。なぜだろう?

夫が夜に帰宅する。それが私の中の唯一の生活サイクルの基準。
だがその夫がいないとなると、夕方目が覚めても一人。そのまま夜もずっと一人。

私が永遠に眠っていようが、誰も気付かず誰にも関係ない。
決まった時間に帰ってくる人がいないというだけで、昼寝さえも出来ない程孤独を感じる。

私がもし結婚していなければどう暮らしていたのだろう?
今後夫がいなくなればどうやって暮らしていくのだろう?

本当の一人きりになるのが不安だ。

そんないつものネガティブな私だったが、今日は天気が良く、ポカポカと暖かい日差しが窓からこぼれていた。

近所はいつもより賑やかで、どこかに出掛ける様子の声だったり、道路で親子で遊んでいる笑い声が聞こえる。

そんな落ち着かない近所の声に反応し、愛犬がソワソワし始めた。
窓の外を見て、散歩に行きたそうに尻尾を振っている。


私が愛犬に「散歩に行く?」と聞くと、嬉しそうに駆け寄ってきたので、私は帽子をかぶり愛犬と一緒に近くの公園に行く事にした。

GWの公園。

それは想像するまでもなく、子連れの親子でいっぱい。
普段の散歩ではそれ程人は多くないのに、もの凄い人で溢れかえっていた。

こういう場所がずっと苦手だった。
子連れ親子の間を一人きりで犬を連れて散歩するなんて。

今でも苦手。
だが以前ほど神経が縮こまっていない自分に気付いた。

以前ほど周囲の目が気にならない。
多少は気になるが、多少、それだけ。

それよりも愛犬が元気に尻尾を振りながら歩いている姿を見る事が嬉しかった。

帰宅し、愛犬のリードを外しながら「楽しかったね」と声をかけた。

愛犬への言葉のつもりで口に出したが、そうして声に出すと自分への言葉のようにも思えた。

日々変化は感じない。自分は何も変わらない。
だが少しずつ少しずつ、子供がいないこの暮らしを受け入れているのかもしれない。




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Posted byころり