自己判断





この何週間か色々思う事があり、最近の自分にも少し変化があるように感じていた。

泣く事が無くなった。
一日中眠っていたいと思う気持ちが薄れてきた。
掃除や家事をする事が以前程苦痛でない。
ファッションや美容に関心を持つようになった。

などなど。

それで私は抗鬱剤の服用を止めようかと思い始めた。
確かに服用を始めた時には今よりもっと気分が沈み、自己嫌悪が激しかった。
今でも自己否定感は強くあるし、職場や人と接する事に関しては何一つ成長していない為、すぐに動悸がしてパニックになってしまう自分が嫌になるのは変わっていない。

だが、それが抗鬱剤の服用で100%改善するものではない……という思いがずっと心の中にあった。
どちらかといえばお守り的な感覚で服用していた。もしくはそれで良くなれると思い込みたかったのか。

とはいえ、現在は数か月前よりも気持ちが安定している、という事はやはり薬の効果が出てきたのかもしれない。

そんな風に何が良い選択なのか分からないまま服用していた抗鬱剤だが、出来れば早く服用を止めたい気持ちが強くなった。

そこで私は自己判断で減薬し始めた。
最もやってはいけない事。
だけど過去2回、この薬の減薬を経験している。今回で3回目。慣れているから「それぐらい大丈夫」という気持ちがあった。



量を減らし始めて3日程経った時、ふらつきがあった。
だが私は慌てない。前回もこれと全く一緒だったから。
慌てるどころか、「よしよし、これは薬が私の体から抜けてきている証拠だわ」とどこか嬉しささえ感じた。

そこから毎日、ふらつきは続いた。血の気が引くような感覚。貧血の症状と似ている。

このまま我慢していればそのうち落ち着くわ。
次回の診察時に、医師に減薬したいと告げよう。既に減薬している事は秘密にして。そう思っていた。

いつも私に決断をさせる医師だから、減薬も認めるに違いない。だから10日間ぐらい前もって減薬を始めていても大差ないわ、と思い込んでいた。

そして減薬を始めてから10日後、心療内科の診察日だった。

医師に会い、私は真っ先に言った。

「最近調子が良いので薬を減らしていきたいのです」

「なぜ?」と医師が聞くので、私は落ち着いてきたので薬の必要性を感じなくなったと早口で捲し立てた。

私の話を聞いた後、医師は落ち着いた口調で言った。

「今薬を減らすのはダメです。今はまだ続ける時期です」

え?私は予想外の答えに驚いた。
まさか既に自己判断で減薬し始めているなんて絶対に言えない。

医師から説得を受け、私は素直に頷いた。

私がどうかしていた。なぜあれ程発作的に薬を止めようと思ったのだろう。
反省して今も正しく服用している。




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Posted byころり
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