多嚢胞性卵巣症候群





結婚して十数年になるというのに、ずっと子作りをしてこなかった。
若くていらなかった時期もあるが、その後も自分の体調の事で精一杯で、気付けばアラフォーになっていた。

それでも私は本格的な不妊治療はしていない。
お金も体力も、そして勇気がなかった。
奇跡的に自然に出来たら嬉しいし、出来なければそういう運命だと受け止めよう、と夫の気持ちも同じようだった。

がその後、1年半あまり。タイミングではなかなか出来ず。
それも不妊検査もまともにやっていないのだから当然か。
先日、排卵検査薬も反応がおかしくなり、基礎体温も2層にならなくなった。

不妊専門クリニックが良いのは分かっているが、以前一度行って合わなかったので今回は普通の婦人科に行ってみた。

内診している間、横に映し出された画像を見て、「やはりそうか・・・」と思う。
数珠つなぎになった卵が見えた。

多嚢胞性卵巣症候群。

病院に行く前にネットで症状を調べ、予想していたのが的中だった。

医師は、「子供を希望しているのですね」と聞いた。



「希望してはいるのですが・・・ほぼ諦めてるというか・・・」ととても歯切れの悪い私。
不妊治療専門の病院なら歓迎されない患者だろう。

「多嚢胞性で36歳以上で出産未経験・・・という事で、妊娠は極めて難しいですね」と医師は言った。

予想していた事だが、こうしてハッキリと言葉にして聞くとズシリとくる。

その後血液検査をし、翌週の結果、まぎれもなく多嚢胞性卵巣症候群という事だった。


「子供を望むのか望まないのかで治療法も違うけど? 特に治療しない人もいるし。どうしますか?」と医師。
子供を100%諦め切れていない私はとりあえずクロミッドを受け取り帰宅。

それにしても、不妊治療はしてこなかったとはいえ、今まで何度となく婦人科を受診し、エコー内診もし、「もうすぐ排卵ですねぇ」なんて会話もしたりしていた。
なのに、一度も多嚢胞性だなんて言われた事なかった。
こんな突然症状が出るものなのか、もしくはたまたま気付いてなかったのか?

30代後半になり、何度か夫婦で話しをしてきた。
いつ諦めるのか?
体外受精まではとても踏み出せない世界。

ゆるくでいいや。
気負わずでいいや。
流れに任せよう。

そう思っているはずなのに、排卵がないだけで心が騒ぐ。
もうタイムリミットを覚悟しているはずなのに。




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Posted byころり