お好きにどうぞ
金をかけたくないと言いながらも、青汁と同時に購入した物がある。
天然酵母飲料。
以前から本やブログで時々目にし、ずっと気になっていた。
青汁に続き、こちらもお高い、勿体ない、と思いつつかなり悩んだが、思い切って購入した。
味は青汁とは違い甘くて美味しい。
これなら毎日飲めそうだ。
しかしこういった健康食品を購入するのは罪悪感がある。
夫には贅沢だとか無駄だと思われているんじゃないか?日頃は夫の安月給だけでは生活が大変だと愚痴を言っているくせに、そんな余計な物を買う余裕はあるのかと指摘されるのでは?
夫に「無駄だと思ってる?」と確認してみたが、興味はない様子で返ってきた言葉は「お好きにどうぞ」。
それでも目に見えて残らない物に対して金をかけるのは贅沢だと思われているような気がしてならない。夫は健康食品に興味もないし効果を信じてもいないから。
こんな時、もっと夫の収入があれば気にせず買い物出来るのに……と、つい不満の矛先を夫に向けてしまうが、いやいやそれは違うと我に返り反省する。
少ない収入の中でも、私が買いたい物は自由に買わせてくれる、その事に感謝しなくては。
昔から同僚や友人達に、「そんな安月給で大変でしょ?」「もう少しは収入のある人と結婚すれば良かったのに」と何度も言われた。
それぐらい私達の世帯収入は少なすぎる。
以前コメントで、「文面からそれ程お金に困っているように見えませんけど」と書かれていた事があったが、確かに日々の生活に困る程という訳ではない。だが貯金には程遠く、老後の生活を考えると不安しかない。
そんな暮らしで不満に思うのも、自由に買い物させてくれる夫で良かったと思うのも私次第。
本来なら私がもっと強くなり「私も一緒にフルタイムで働くわ!」と言うべきなのだろうけど。
それが出来ていない今、こんな買い物も「お好きにどうぞ」と言ってくれる夫に感謝しなくてはと思っている。
- 関連記事
よく読まれている記事