ジェネリック





私がしばらく通おうと決めた心療内科は院外処方だ。

私は病院の近くではなく、家の近くの薬局に立ち寄った。

すると、その薬局では「このお薬は置いていません」と言う。

そうか……。やはり病院近くの薬局はその病院から処方されるであろう薬を多く揃えているが、受診した病院と全く離れた薬局だと在庫がない可能性が高いのだろう。

それも私が処方された薬は「ジェネリック」であった。
医師が「ジェネリックでも良ければ半額になります」と言ってくれた為、それでお願いした。

仕方なくその薬局を出ると、しばらくして後ろから先程の薬剤師が追いかけてきた。

「ありました!この先の薬局にあるらしいです!」

どうやらわざわざ近くの薬局にないか電話で問い合わせてくれたらしい。
助かりましたと礼を述べ、すぐにその薬局に向かった。



次の薬局で処方箋を渡すと、すんなりと受け取ってくれた。
先に電話で伝えてくれていたのでスムーズに事が運び、本当に助かったと私は安堵しつつ椅子に座り待った。

しばらくして名前を呼ばれた。
いざ薬を受け取ろうとした瞬間、見慣れた薬の名前が表示されていた。
ジェネリックではない。以前に服用していた先発医薬品であった。

折角医師がわざわざジェネリックで処方してくれたのにこれじゃ意味がないわ……。

「あの……ジェネリックではないのですか?」と私が聞くと、「あーそれはうちに在庫はないですね。というか、受診された医院の近くの薬局でない限り抗鬱剤のジェネリックまでは置いていないと思います」と言われた。

そうか。でもそれならそれで、せめて会計をする前に一言説明して欲しかった。金額の問題ではなく、書いている処方と薬名が違うのだから。

と思ったが何も言わず笑顔で礼を言って薬局を出た。
黒い心は表面に出さない、いつもの私。




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Posted byころり
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