私子供がいないんです!
そんな自治会。
ある日、祭りの打ち合わせがあった。
色々な担当を決める中で、参加する子供達を担当する人を決める事となった。
すると会長なる年配の男性が、「ころりさん、どうですか?」と私の目を見て質問された。
多分子供相手なので、男性より女性、高齢者より中年ぐらいの私あたりが一番適していると思ったのだろう。
が、私が何か返答する前に会長が、「ころりさん、あなたの子供は何歳ですか?」と聞いてきた。
咄嗟の事だったので一瞬固まってしまったが、こういう事はよくある事なので、「あ、私子供いないんです」と出来るだけ笑顔で答えた。
ところが会長、「はぁ?何だって?」と大きな声で聞き返してくる。
再び私、「子供がいないんです!」と答える。
それでも会長、耳が遠いのか、「えーっ?」って。
そんな会話を2、3度繰り返しているうちに、恥かしさと情けなさで逃げ出したくなった。
結局、他の女性が助け舟を出し「こういった事は子供さんのいるAさんにお願いしては?」と、別の子持ち女性に話をふった。
私は早く帰りたいだけだった。
落ち着いて考えれば大した事ではない。
なのにすぐに悲観的な気分になってしまう。
子供がいればこんな気持ちにならないのか、いや、私の性格だからまた別の場面で同じ思いをするような気がする。
それでも会長、耳が遠いのか、「えーっ?」って。
そんな会話を2、3度繰り返しているうちに、恥かしさと情けなさで逃げ出したくなった。
結局、他の女性が助け舟を出し「こういった事は子供さんのいるAさんにお願いしては?」と、別の子持ち女性に話をふった。
私は早く帰りたいだけだった。
落ち着いて考えれば大した事ではない。
なのにすぐに悲観的な気分になってしまう。
子供がいればこんな気持ちにならないのか、いや、私の性格だからまた別の場面で同じ思いをするような気がする。
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