ルーム





最近観たレンタルDVD。

「バクマン。」
「バケモノの子」

どちらも面白かった。以前はあまり日本の映画は好きでなかったが、この映画は中途半端な洋画を観るよりずっと良かった。邦画といっても漫画の実写とアニメだけど。最近のヒットしている邦画やドラマは漫画が原作のものが多いような気がする。

良い映画を観終わった後は、必ず「また違う映画を観たい」と思える。この感動、別世界に入る感覚を再び味わいたいと思うのだ。


それで私は久々に映画館に行く事にした。
それも一人で。

家からは少し離れた映画館。
ここなら知人と会う確率は少ないだろう。それも平日の昼という事もあり、思っていたより人も少なく私は安心した。

だが肝心の観たい映画を決めていなかった。何の下調べもせずに来たものだから、その場で何を観ようかと上映中のポスターを眺めた。

「あっ……」

と、目に付いた映画が「ルーム」。




そういえば少し前にCMか何かで目にして、観てみたいと思っていた映画だった。
だがうっすらと記憶の片隅に残ってる程度だった為、詳しい内容は知らずただ「監禁」というキーワードだけが印象に残っていた。
子供が監禁されるのか、大人が監禁されるのか……それさえも認識しておらず、ほぼ予備知識のない状態でその映画を観る事となった。



観始めて10分、20分、と過ぎていくうちにどんどん映画に引き込まれていく。
この映画はわざわざ状況説明をしない。だけどその会話や一言のセリフからその状況が理解出来るように展開されていて、それがよりリアリティを感じさせる。

そしてとにかく主演の母親と息子の演技が素晴らしい。
(映画を観終わった後でこの女優がアカデミー賞主演女優賞を受賞していたと知った)

この二人、演技していると感じさせないのが凄い。私はかなり前半の場面から涙がこぼれそうになった。
この映画は、「さぁ、ここで泣かせますよ!」という程の大袈裟な演出はないのだが、なぜか普通に会話している時も心がキューッと締め付けられる。
私は前半で涙腺が開いてしまった為、ほぼ全般に渡って涙を堪えるのに必死だった。

途中のドキドキハラハラ、そして母としての葛藤と愛情、子供の純粋さに心を奪われた。

観る人によってはそこまで感動しない人もいるかもしれない。映画とはそういうものだ。
観る人、観る時期、観る時の心境によって同じ映画を観ても感じ方が全然違う。

以前、私は「アンコール‼」という映画を観て、これまた号泣した事があった。
だがその2年後ぐらいに、あんなに泣いた映画だからもう一度観よう!と意気込んで観てみたら、一体どこで感動したのか分からないぐらい平常心で観終わった。
観る時によってそれ程感じ方が変化する。

今回の「ルーム」は私にとって、今自分の心に最も響く映画だったのだろう。
子供がいなくても、母として気持ちを重ねて観ている自分がそこに居た。
精一杯子供を守りたい。そして自分の選択は間違っていたのか?苦悩する。自分は弱くて自信なんてない。それでもこの子供にとって自分がたった一人の母なのだ。

もし自分に子供がいたら、ダメで弱い母だっただろうと思う。
この映画のような極端な境遇にはならなくても、きっと私なりに思い悩みながら育てるのだろう。だけどこの映画の母と子の繋がりを観ていると、どうしようもなく羨ましく、そして切なくなった。

久々に良い映画に出会えたと思う。こういう映画を観た後は、また早く違う映画が観たくて仕方がない。ほんの一瞬、心を豊かにしてくれる時間だから。






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Posted byころり
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