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事故

ころり

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犬の散歩中に、ちょっとした事故があった。
事故といっても犬同士の出来事。

私はいつもの散歩道を歩いていたのだが、前方から小学生らしき子供が私と同じような小型犬を連れて歩いてきた。多分10歳前後ぐらいの男の子。

その子供の顔は全く知らないが、その子が連れている犬の顔は覚えていた。

時々散歩中に会う犬。
人の顔はなかなか覚えられないのに、犬の顔はすぐに覚えられるのが不思議。
いつもは私と同年代の女性が連れて散歩している犬だが、その女性とは会話した事がないし、互いに目さえ合わさずすれ違うだけだった。

だが、うちの近所を歩いている為、多分近所の主婦なんだろうな……というのは想像できた。

今回はその女性の子供と思われる少年が一人、犬を連れて歩いてきたのだ。

そして、私とその子がすれ違う瞬間、突然あちらの犬が私の愛犬に飛びかかってきた。何も前触れもなかった為に私は驚き、咄嗟に動けなかった。

急にあちらの犬が興奮した為、少年がリードを離してしまったようだった。

向かってきた犬が「ガルルルッ」と唸りながら飛びかかってきた為に、私の愛犬も負けじと反撃し、二匹の犬がもみ合いとなった。

ハッと我に返り、慌てて二匹の犬を引き離し、自分の愛犬を抱き上げた。そしてあちらの犬のリードを少年に渡し、「大丈夫っ⁉」と少年に聞いた。

時間にして10秒、15秒の出来事。


取り敢えず犬は引き離す事が出来たが、すぐ傍にいた少年が何か怪我でもしなかったか?咄嗟にそれが一番気になった。

誰でもそうだとは思うが子なし主婦の私は特に、「人の子供にもし怪我でもさせてしまったら…」という不安、いや恐怖といってもいい程、そういう事には敏感だ。

普段母親集団と付き合いがないからこそ、もし怪我でもさせてしまったら、何を言われるか…どう対応すればいいのか…

なので今までそういう事には人一倍気を遣ってきた。

少年の方も驚いた様子だったが、「大丈夫」と答えた。

「本当に?怪我とかしなかった⁉」必死に少年に傷一つないか確認したが、「別に」と答えただけで、そのまま少年はまだ興奮している犬を引っ張って行ってしまった。

少年は帰宅後、母親に何と報告するだろう?
一緒について行き、説明した方が良かっただろうか?
私はその場に立ち尽くし、少年を一人で帰らせてしまった事を少し後悔した。

しかし取り敢えずは少年が怪我しなくて良かった。

落ち着きを取り戻し、私も愛犬を連れて家に戻った。
帰宅後、「怖かったねー、ビックリしたよねー」と話しかけながら、愛犬の足を洗っていた。

すると、愛犬の背中にうっすら血が滲んでいる事に気付いた。
毛がある為にすぐに気付けなかったのだが、血が広がってきた為にその時ようやく気付いたのだった。

慌てて毛をかき分けて見ると、愛犬の背中に噛まれた跡があった。

――続きます。




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Posted byころり