口が開いたはずなのに?早く普通に食事が出来るようになりたい

―――前回の続き。

顎関節症だと確定。その治療法は意外と単純なものだった
緊張しつつ、今回も安定剤を服用し初めての歯医者に行ってみた。しかし今回も抗菌薬を処方してもらうだけだろう。
やっと食事が出来る
帰宅後、まずやってみたのが食事。
強引にではあるが、歯医者では少し口を開く事が出来たのだ。
きっとお粥ぐらい食べられるようになったのでは?
もう5日以上、ゼリー飲料しか胃に入れていない。
普段は食に欲の無い私だが、体は健康なのに食べられない事がこれほど辛いなんて…と思い知った。
それで急くようにして大さじ2杯ほどのご飯に水を入れ、お粥を作った。
久々の食事。
期待しつつスプーンを口元に運んだ。
しかし…
ガツン!とスプーンが歯にあたる。
スプーンが入らない。
お粥も食べられず凹む
自分が思っている程口は開いていなかったらしい。
それでもどうしてもお粥が食べたくて、スプーンの先の方を使ってお粥を口の中に流し込んだ。
そしてゆっくりお粥を噛もうとしたら…痛い。噛めない。無理。
お粥ぐらい噛まなくてもいいと後で夫に言われたが、胃弱なのでそうもいかない。少しは噛まなくては。
結局、歯医者にいた時には口が少し開いた!と思ったものの、時間の経過とともに筋肉が硬くなりほぼもとに戻ってしまったような状態。
私は医師に言われたとおり、必死に自分の指を入れ押し開けようとするが、それでも指一本入れるのが精一杯だし毎回激痛。
ストレッチはするべき?やめるべき?
この調子で治る日はくるのだろうか?
少しでも情報を得たくて、その後もネットやSNSで情報収集した。
すると、口を開ける練習(ストレッチ)は無理をしてはいけない、と書かれている。
「激しい痛みが出ない程度」と。
しかし…私は既に歯医者で口を開けられた時は「激しい痛み」だったけど。
この強引な口のストレッチを続けていて良いのかどうか…不安になってきた。
それ程顔全体が痛い。
そして顎関節症の人のSNSを見ていると、特に何もしなくても2~3週間で徐々に口が開き食べられるようになっている人も多い。
もし私も自然とそうなるのなら、この激痛に耐えながらストレッチをしなくていいのでは?
むしろ無理をして逆効果って事があるかもしれない。
しかし医師は動かさないと固まってしまうので、痛みに耐えてでもストレッチをするように言っていた。
やはり従うべきだろうか?
私は分からなくなり、一日中ネットで顎関節症について調べ続けた。
パソコンは顎関節症に悪影響だと医師に言われたばかりなのに。
―――続きます。

一進一退の顎関節症。怪し過ぎる整体院が気になる
その後も私は医師に言われたとおり毎日口を開ける練習をした。
- 関連記事
よく読まれている記事