老後資金の為に無理はしない。働かなくても障害年金がある?

久しぶりに会った知人
愛犬と散歩に行くと、久しぶりの人と会った。
近所に住む80代の女性。
10年ぐらい前に知り合った人。
お互い犬を飼っていたので、犬を通して会話をするようになった。
とても80代とは思えない若々しさで、今でも毎日散歩をしているらしい。
この80代女性には娘がいて私と同年代。
娘さんもとても穏やかな人なので、会った時には親しく会話をしやすい。
彼女も私と同じく鬱病歴があり、精神病院への入退院を繰り返している時期もあった。
「お久しぶりですね」
私がそう言うと、80代女性も言った。
「最近娘とも話してたのよ。ころりさん元気かな?って。散歩で会わなくなったから」
それで私は言った。
「最近自宅で仕事を始めたので忙しくて、散歩をする時間がバラバラなんですよ」
働くよりも障害年金
すると80代女性が大袈裟に驚いて言った。
「えぇ⁉仕事してるの?大変でしょう?無理しない方がいいわよ。のんびり過ごせばいいのに」
それで私は、「でも少しでも働かないと老後も不安ですし」と、苦笑した。
すると80代女性が言った。
「ころりさんも障害年金を受けたらいいのに」と。
私と彼女の違いは何なのか?
その女性の娘さんは、現在も精神障害者として手当を受給している。
以前、その本人と話した時も、「私は働くのは無理だし、老後は障害年金があるから大丈夫」と言っていた。
その時にも本人から、「ころりさんも障害者手当受ければいいのに」と言われた記憶がある。
そしてその頃からずっと思うのだが、その娘さんは私から見たら私と変わらないのだ。
正直、この程度で障害手当が受けられるの?と思ってしまう。
以前は自宅にもお邪魔した事があるが、普通に生活が出来て趣味もある。会話をしていても私よりお喋りでしっかりしているなぁと思う。
もちろん、他人には分からない症状があるのだろうが、自分とそれ程違いがあるように思えない。
だからこそ、彼女も私に「あなたも手当を受けたら?」と言ってくるのだろう。自分と同じように見えるのだと思う。
―――続きます。

障害年金対象者だと思うと言われて複雑な気持ちなる
それで先日、その母親である80代女性に、「ころりさんも障害年金を受けたらいいのに」と言われた時、
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