初めての雪。犬は喜び庭駆け回り…ではなく、コタツで丸くなるタイプ

愛犬に雪を体感させてみたい
雪が少し落ち着いた隙に愛犬と散歩に行った。
愛犬は雪をまだ見た事がない。
いや、正確には見た事はあるが、触れた事がない。
先代犬は雪が大好きだった。
雪の降り積もった広場に行くと、ズボッズボッと雪の中に足が埋まるのが楽しいようで、いつもピョンピョンと飛び跳ねていた。
きっと今の愛犬も雪は好きな気がする。
というのも、昨年愛犬と夏に海に行った時、砂浜に大喜びしていたのだ。
全身で嬉しさを表現するとこうなるのか…と笑ってしまう程、飛び跳ねてクルクルと回り、それはそれは大はしゃぎ。
様子を見ていると、どうやら砂浜の感触が好きらしい。
なのできっと砂浜のようにサラサラの雪が積もった広場に行けば喜ぶ気がする。
それでまだ雪が残っている場所を探そうと思い散歩に出たのだが、案外溶けてしまってあまり雪が残っていない。
所々残ってはいるものの、愛犬が走り回れるような程ではない。
残念だなぁ。
少しだけ雪に触れてみたものの…
そう思いつつ歩いていると、公園の陰になった部分にまだ雪がこんもりと積もっていた。
誰も歩かない場所なので綺麗に雪が残っている。
狭い範囲なので走る事は出来ないが、とりあえず雪を体験してもらおうと思い、愛犬を抱き上げ、その場所にそっと下ろしてみた。
すると…硬直。
微動だにせず。
それどころか尻尾は下がり、目は「助けて…」と訴えている。
あれ?ダメだった?
予想に反して苦手っぽい。
そう言えば愛犬はシャワーで濡れるのも苦手。
雪の感触がどうこうと言うより、足が冷たく濡れてしまうのが嫌なのかもしれない。
それですぐにまた抱き上げ道路に下ろすと、「今のうちに逃げろ!」という感じで、グイグイとリードを引っ張り一目散に自宅まで戻った。
自宅で足を洗われた後、ドライヤーで乾かされ一息ついた愛犬。
すぐに自分のベッド(シェルベッド)にもぐり込み、顔だけピョコっと出してこちらを見ている。
「家が一番落ち着くよ」
そう言っているような顔で。
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