生きている親からお金を貰っても全く嬉しくない話

受け取りたくないお金
実家の母に用事を頼まれ付き添ったり送迎をしたりすると、帰りに母は私にお金を渡そうとする事がある。
それがウザイ。
以前この事を同年代の知人に愚痴ると、その知人が言った。
「羨ましい!気が利くお母さんね!」
そうなのだろうか。
私はちっとも嬉しくない。むしろ迷惑。
私に金を払う事で母が自己満足する事も嫌だし、金を払うのだから気楽に頼めばいいと思われるのも負担。
その証拠に、先日も母が私にお金を握らそうとするので、私はその手を振りほどき「要らない」と拒否すると母が言った。
「受け取ってくれないと頼めないじゃない」
そういう問題ではない。
お金を払う払わないで、頼む頼まないを判断しないで欲しい。
それは親の自己満足でしかない
さらに母はこうも言った。
「私が子供に世話になった時にお金を渡すって友達に話したら、みんな子供さんは幸せねって言ってたわ」と。
こういう話を聞くのが嫌い。
さらに母は私の夫の親の事も持ち出し、「あちらのお義母さんは頼み事をしてもお金を一銭もくれないでしょう?」と言った。
私にしてみれば、「お金を払ってやっている」と偉そうにされるぐらいなら、一銭もくれない方が余程いい。
もっと言えば、親から受け取るお金があるとすれば、それは遺産相続の時でいい。
生きている間に受け取ると、心のどこかで「金をあげた」「金をもらった」という気持ちがお互いの中にあり、それが日常の関係に影響するのが嫌だ。
あれだけやってあげたのに
そういう母も以前言っていた。
「お隣の娘さんがね、お姑さんから毎月お米を貰うから買った事がないんだって。でもそういうのは受け取らないのが一番いいのよ。受け取ってしまうと姑に「あれだけやってあげたのに」っていう気持ちが出てくるから後々大変よ」と。
しかしそれって、今自分がやっている事と同じでは?と思う。
義母だろうが実母だろうが、少しでも借りを作ってしまうとその何倍も返さねばならない気持ちになる。
だから私は何としてでも母からお金は受け取らないようにしている。
時々こっそりバッグに入れられている事もあるが、それも次に会った時に実家のテーブルに置いてくる。
そこまで拒否するのも可愛げがないと自分でも思うけど。
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