しつけ教室で指導されるのは犬ではなく飼い主

飼い主がしつけ方を学ぶ場所
定期的に愛犬のしつけ教室に通っている。
多分、これはとても意味のある教室だと感じている。
そして実際指導を受けてみると、しつけ教室とは愛犬を変える為ではなく、私(飼い主)が接し方を学ぶ教室なのだと痛感している。
なのでしつけ教室に行くと、愛犬はただただ興奮したり喜んだりしているが、必死に覚えたり練習をするのは私の方。
マンツーマンで具体的に指導をして頂ける為、指導もかなり事細か。
時間も2時間近くかけて指導して頂く事が多く、とにかくトレーナーが本当に犬好きなのだと伝わってくる。
まさに人生を犬にかけてきたような人。
未婚で子供もいないらしく、様子を見ていると犬や猫…全ての動物を我が子のように愛しているのが伝わってくる。
うちの愛犬の事も、ただの客、生徒という扱いではなく、本気で向き合ってくれる。
覚える事が多過ぎてプチパニック
だからこそ、飼い主である私への指導も本気。
徹底している面もある為、「そんな感じで適当に」という事はなく、一つ一つにチェックが入る。
毎回一緒に散歩に行く練習をするのだが、愛犬がいかに興奮し過ぎず、人や犬に飛び掛からず歩けばいいのか指導される。
リードの持ち方一つでも、指へのかけ方、リードの長さ、手の位置、愛犬との距離感…色々と細かくて私はプチパニックになる。
さらに褒めたりおやつをあげるタイミング、指示の出し方、アイコンタクトなど…あれもこれも同時に覚える事がたくさん。
そんなにガチガチに型にハメなくても…と思う部分もあるが、確かに指導通りにすると愛犬が周囲への不安が軽減しているように見えるので、まずは指導通りに頑張ってみようと思う。
しかし最近の物忘れもあり、色々教えて頂いても帰る頃には半分以上記憶から抜け落ちていて、動画で残しておきたい気持ちになる。
毎回しつけ教室の帰りには宿題を出されるのだが、それを自宅で練習をするのが日課。
マテ、フセ、オイデ、ツケ、マット…教えれば教える程、アイコンタクトも増えるし何より愛犬が生き生きした顔をする。
私の方は毎晩それで疲れ果てるのだが。
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