大混乱のまま始まった在宅ワークのweb面接はいきなり失敗

在宅ワークのweb面接の日
今日はweb面接の日だった。
朝から緊張。
口から心臓が飛び出そうとはこの事。
手は震えるし喉はカラカラで、汗がダラダラ流れる。
ここまで緊張する程の事ではないだろうと自分でも思うのに、体は正直に症状が出てしまう。
昨夜は悩んだ末にやはりカンペを作り、パソコンのレンズ周辺に貼り付けた。
出来るだけ目線に違和感がないよう、レンズ周りに集中して貼ったので画面が半分程隠れてしまったが、とりあえず頭が真っ白になった時にはカンペがある――それだけが頼りだった。
何度も書くが、昔は本当に面接で緊張した事が無かった。むしろ得意と言ってもいい。
昔、昔と、過去の事をいつまでも振り返っても仕方がないが、それにしてもここまで異常に緊張するのが不思議だ。
やはり何年もかけて人との関わりがなくなってきた結果がこれなのだろう。
近所の人と話すだけでも緊張するのだから当然かもしれない。
安定剤が見つからずさらに焦る
そして10分前になった時、緊張に耐えかねて安定剤を服用しようとした。
だがこんな時に限って見つからない。いつもの場所に無い。
服用出来ないと思うと余計に緊張が増し、ドキドキという音に支配されてしまった。
そして何とか薬を見つけ、急いで服用してパソコンの前に戻ると、慌てたものだから呼吸が荒い。
ゼイゼイ、ハアハア。
そんな感じで面接が始まった。
予想外の人数が表示された
が、いきなり失敗。
何度も練習したはずなのに、なぜかミュートになってしまっていた。
さらに画面が出た瞬間に驚いて頭がパニックになってしまった。
画面には私を入れて6人も映っている。
それぞれ場所は違う様子。
女性が多かったので、私は瞬時にこれは合同面接なのだと思った。
なので主催者が話し始めたのだが、私が返事をしても良いのかどうか一瞬戸惑った。
誰に話かけているの?私が返事をするべき?
だが次の瞬間、「ころりさん」と名指しされ、あ、やっぱり私に話しかけてるのね…と慌てて返答をした。
そして後で自己紹介をされたが、私と担当者らしき人以外の4人は応募者ではなく、何とその人達も面接担当者らしい。
それもまた緊張が増した。
こんなに多くの目で見られるなんて…想像もしていなかった。
―――続きます。
思わぬ失敗から始まったweb面接。
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