真逆の考え方。私にとっても良い訓練になっているのかもしれない

何もしていない時に褒める
トレーナーに言われて、まだまだ褒め足りない事を実感した。
迷いながらもしつけ教室今日はしつけ教室の日だった。正直、行きたくはない。
私は今まで、愛犬が何か「出来た」時に褒めるものだと思っていた。
何かアクションがある時に、賢ければ褒める――と思っていたが、それがなかなか難しい。
何か動きがある時にはいつも吠えたり噛みついたりしてしまうので。
だがトレーナーが言った。
「何もしていない時に褒めるんです」
ただ寝ている。
ただ座っている。
その瞬間に褒めるのだと。
ある意味、今までの私の考えは真逆なのだと知った。
毎日愛犬と学ぶ
褒める為に出来るのを待つのではなく、何もしていない愛犬をどんどん褒め続ける。
まさに目から鱗。
だが頭では分かったつもりでも、これがなかなか自宅で実践するとやはりタイミングが難しい。
闇雲に寝ている愛犬を四六時中褒め続けていても、愛犬にしてみればなぜ褒められているのか分からない。メリハリが無くなってしまう。
それにトレーナーに教えられたその他の事も、どれも理屈では分かるのだが、実践してみるとそう簡単にマニュアル通りにはいかない。
だが今まで右往左往しながら愛犬と暮らしていたのが、毎日愛犬と勉強しているような気分になってきた。
私が笑えば愛犬も笑う
お昼にリビングで愛犬と私。
おやつを持ち、「おいで」や「つけ」の練習をする。
まずは呼ばれた時に私の近くに来られるように。
指示に従わせる事が目的ではなく、この練習を通して私と愛犬が会話出来るようになる事。
そして人に近付いても怖くないと安心させる事。
そして何より、この練習時間が愛犬にとって楽しい時間になる事。それが目標。
幸い、愛犬はこれらの訓練は全て楽しそうにしている。
幼稚園の時にはただ預けるだけだったが、今は私と二人で会話をしながら練習をし、私が声を出して笑い褒める事で愛犬も嬉しそう。
私も一緒に訓練をしている間は他の事は頭から消え、目の前の愛犬だけに集中して幸せな気分になる。
愛犬だけでなく、私にとっても良い訓練になっているのかもしれない。
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