たとえ手取り10万円でもその範囲で生活をするのが妻の務め

義母からの電話
朝から義母の電話があったのだが、「仕事が忙しい」と言い誘いを断った。
ただ野菜を渡したいだけのようだったので。
本当は仕事が忙しいのではなく、仕事を探すのが忙しいのだけど。
そんな具体的な事は義母は何も知らない。
私の実母は会う度に私の仕事内容や生活について色々質問してくるが、義母は私に興味が無いようでほとんどそういった質問はない。
聞くのは夫の事ばかり。
「あの子はちゃんと食べてる?」
「あの子の仕事は忙しいの?」
もしくは質問ではなく、自分の事を話す。
「私もこんな歳になってしまって辛いわ」
「近所の人が息子夫婦と同居するんですって」
そんな感じ。
仕事について意見される
しかし今日は珍しく私の仕事について意見してきた。
「仕事ってどれぐらいやってるの?」
私が適当に答えると、「あの子が働いてるんだから、嫁は働かなくていいと思いますよ」と言われた。
あぁ、久々にこの言葉を言われたな、と私は思い出した。
以前私がもう少し外に出て働いていた時には、とにかく働く事を反対された。
「私達に何かあったら介護はどうするの?」
主な理由はそれが大きいようだが、古い考え方の人なので単純に中年にもなった妻が外で働く事は、夫に対して失礼だと言う。
世間体も悪いと。
「夫の稼ぎが悪いから妻が働いているんです」と世間に示しているようなものだと言うのだ。
だが実際それも事実なら仕方がないと思うけど?
少ない収入でもやりくりするのが妻の仕事
事実、夫の給与は定期的に減額され、少し前にもまた減額があった。
なので私はこうして焦っている訳で。
義母も夫の収入が低い事は分かっているのだが、それでも関係ないと言う。
「たとえ手取り10万円でもその範囲で生活をするのが妻の務め」らしい。(この二十数年、何十回と言われた)
なので夫だけの収入で生活が出来ないと言う嫁は、贅沢だと思われている様子。
「ころりさんはお嬢さま育ちだから」と今でも時々言われる事がある。
誰が?お嬢さま?
他人が聞けば笑われるだろう。
私だって十分貧しく育った。
それにしても、働こうとして責められるなんて珍しいのではないだろうか?
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