SNS動画で他人の家の中に目が釘付け。客を迎えられない家と私

犬の訪問トレーニングをネットで見る
犬のしつけ動画を時々ネットで見ている。
少し前に人柄が良さそうなトレーナーをネットで見つけ、その方のSNSを見るのが最近の日課。
残念ながら自宅から遠過ぎるのでそのトレーナーにうちの愛犬をお願いするのは無理だけど。
SNSではそのトレーナーが犬のしつけの為に依頼者のお宅訪問をしている様子が動画で日々アップされる。
最初は「ふーん、そんな感じなのね」と、しつけの様子を見ていた。
他人の家の中に目が釘付け
それが毎日見ているうちに、いつの間にか躾よりも訪問先の家の中の様子に目がいくようになった。
皆さん家が綺麗。
30代ぐらいの依頼者が多いようで、まだ建てて間もない新築というのもあるだろう。
お洒落で広くてまるでモデルハウス。
うちのような狭いボロ家ではとてもトレーナーに来て頂こうとは思えないが、それでも動画を見ているうちに想像した。
客の迎え方が分からない
もしうちにトレーナーが来たら?
お茶は出すのだろうか?
やはり常識的にお茶ぐらいは出すだろう。
しかしうちにはリビングテーブルが無い。どうすれば?
そもそもコロナ禍で他人宅で出されたお茶なんて迷惑ではないだろうか?
私ならペットボトルや缶ジュースなどの方が余程良い。
しかしそれも人を迎える主婦としてあまりにも味気ないではないか。
そんな、全く躾とは関係のない事を想像し始め、自宅に人が来た時の迎え方が分からないと思った。
誰よりも閉鎖的になってしまった自分
私の家に友人が来たのは…もう20年以上前が最後だったと思う。
長く他人を家の中に入れていないので、人を迎えてお茶を出すという普通の事さえ戸惑ってしまう。
会社勤めをしていた時には客にお茶を出す時もあった為、そういう一連の流れや会話も自然とする事が出来た。
しかし長年一人で家にいて客慣れしない生活をしていると、ますます自宅に他人を入れたくなくなる。
いちいち大袈裟に感じてしまうのだ。
義母がこのタイプで、身内や家族は大歓迎の人なのだが、他人との関わりは極力嫌がり自宅に他人を入れるのを嫌がる。
昔はそんな義母の閉鎖的なところが嫌だったのだが、今私は義母以上に閉鎖的になっている。
- 関連記事
よく読まれている記事